こんにちは、ソムリエのたきてんです😊


いつもご覧くださいましてありがとうこざいます⭐️



今回は スペイン 編 パート1〜ワイン法と熟成期間〜について解説していきたいと思います🍷


重要な部分だけを抽出して記事にしていますので是非参考にしてみてください❗️



それでは今回も最後までゆっくりとご覧ください🤩



スペイン


1 概論


スペインはブドウ栽培面積では世界1位を誇る生産国です。


スティルワインではリオハ、リベラ・デル・ドゥエロ、プリオラートが、酒精強化ワインではシェリーが質的に優れています。


ペネデスで主に造られているスパークリングワインのカバは世界中で有名です。

経済的に非常に重要な産業であるワイン産業が世界トップの位置に立ったにも関わらず、スペイン国内のワイン消費量はEU他国に比べ低いのが現状です。


それでも個性的で多種多様なワインを楽しめるのがスペインワインの大きな特徴と言えます。


スペインの街並み


2 重要歴史


BC1100年頃
フィニキア人が現在のカディスに到達、ワインを造りました。


BC200年頃
古代ローマ人がスペイン各地で本格的なワイン造りを開始。ローマ帝国各地に送りました。


711年
イスラム教徒ムーア人が侵入。ワイン生産が停滞しました。


11世紀初頭
レオン王国がムーア人を後退させ、ワイン生産が本格的に再開しました。


1492年
カトリック両王によってムーア人をスペイン全土から追放、ワイン生産が増大しました。


15世紀中期~17世紀中期
大航海時代。スペインは繁栄し、ワイン生産も全国で隆盛しました。


17世紀後半
イギリスとアイルランドの主導で近代的なシェリー生産体制が整備されました。


19世紀後半
フィロキセラ被害を受けたフランス・ボルドー地方の生産者たちがリオハに到来し、醸造技術を持ち込みました。


1926年
リオハ現地呼称統制委員会が設立されました。


1932年
ワイン法(エスタトゥール・デル・ビノ)制定されました。フランスワイン法よりも早いのがポイントです。


1933年
スペインでのワイン法が発効されました。


1970年
ワイン法を管轄し、「ブドウ園、ワインおよびALC飲料に関する法」を施行。同時にINDO設立されました。


1975年
ファン・カルロス1世が国王に即位。近代的高品質ワインの生産が本格化しました。


1986年
EUに加盟し、EUワイン法が適用されました。


2003年
ワイン法が大幅改訂されました。



3 主なブドウ品種


① 黒ブドウ


1) テンプラニーリョ

主な産地はリオハ、ナバーラなどです。
スペインを代表する高貴品種です。(黒ブドウ栽培面積41%)


テンプラニーニョ

2) ボバル

産地はバレンシア州です。
こちらもスペインを代表する品種です。


3) ガルナッチャ・ティンター

産地はリオハ、ナバーラ、プリオラートです。
スペインのアラゴン地方原産の品種です。


② 白ブドウ


1) アイレン
産地はカスティーリャ・ラ・マンチャです。
スペイン国内での白ブドウ最大生産量を誇り、世界でも面積最大です。


2) マカベオ
スペイン各地で生産されています。
リオハの白ワインとカバの主要品種です。


3) ベルデホ・ブランコ
産地はカスティーリャ・ラ・マンチャ/イ・レオンです。
ルエダでの白ワイン主要品種です。


③ テンプラニーリョのシノムニ (別名)

各地域でテンプラニーニョの呼び名が違いますので覚えておきましょう。

リベラ・デル・ドゥエロ地方=ティント・フィノ


ラ・マンチャ地方=センシベル


カタルーニャ地方=ウル・デ・リュブレ


サマラ地方のトロ=ティンタ・デ・トロ


マドリッド地方=ティント・デ・マドリッド


スペインを代表するテンプラニーリョは国内だけでも5つの呼び名があります。


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4 品質分類


1932年に最初の規定が制定されて、その後、1970年に更新されたスペインワインの格付け制度は、フランスやイタリアと類似しています。


DOCワインは長らくの間、リオハのみでしたが、現在では、プリオラート、リベラ・デル・ドゥエロの3地域になっています。


① Vino de Pago Calificado


ビノ・デ・パゴ・カリフィカード

上質単一ブドウ畑限定ワイン



2014年時点でまだ存在していません。


② Vino de Pago


ビノ・デ・パゴ

単一ブドウ畑限定ワイン



2003年新設。DOC、DO認定されていない地域でもよいですが、品質はDOCの規定に準じます。14地域が指定されています。


③ Denominacion de Origen Calificada


デノミナシオン・オリヘン・カリフィーダ

特選原産地呼称ワイン



リオハが1991年に認定されました。


プリオラートは2009年に7月に認定されています。


現在2地域が指定されています。


④ Denominacion de Origen


デノミナシオン・デ・オリヘン

原産地呼称ワイン



70箇所以上が認定されています。


DOに認可されてから10年後に昇格申請可能です。


現在67地域が指定されています。


⑤ Vino de Calidad con indicacion Geografica


ビノ・デ・カリタド・コン・インディカシオン・ヘオグラフィカ

地域名付き高級ワイン



2003年に新設。特定の地域で収穫されたブドウを原料として、その他地域性を表現したワインです。


5年後昇格申請可能で、現在7地域が指定されています。


⑥ Vino de la Tierra


ヴィノ・ラ・ティエラ(地酒)



樽の容量は600Lが上限です。


5 ワイン熟成期間表示


樽および瓶での熟成年数に応じて次の名称を表示できます。


<樽の上限600ℓ>


① Noble ノーブレ
樽または瓶で18ヶ月以上熟成


② Anejo アニェホ
樽または瓶で24ヶ月以上熟成


③ Viejo ビエホ
樽または瓶で36ヶ月以上熟成


6 高級ワインの熟成期間


スペインワインは、古い小樽で何年も熟成させ、過度に酸化の進んだ風味こそが上質なワインの証とされてきました。


① 赤ワイン


1) クリアンサ
比較的短めの熟成を経たもの
樽6ヶ月、瓶内発酵2年


2) レセルヴァ
長期の熟成を経たもの
樽1年、瓶内発酵3年


3) グラン・レセルヴァ
極めて長い熟成を経たもの
樽18ヶ月、瓶内発酵5年


② ロゼ、白ワイン


1) クリアンサ
比較的短めの熟成を経たもの
樽6ヶ月、瓶内発酵18ヶ月


2) レセルヴァ
長期の熟成を経たもの
樽6ヶ月、瓶内発酵2年


3) グラン・レセルヴァ
極めて長い熟成を経たもの
樽6ヶ月、瓶内発酵4年


呼び名は同じですが赤と白、ロゼでは熟成期間が違いますので注意しましょう。


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最後までご覧くださいましてありがとうこざいます!


今回も出題傾向に合わせてかなり圧縮した内容となっていますので重要ポイントを抑えつつ、クイズや問題集を解いていくと覚えやすいと思います。


次回は スペイン編パート2〜産地とその他のワイン〜について解説していきたいと思います☆


それでは合格目指して頑張ってください!


↓スペイン編の問題集はこちらからどうぞ↓

管理人 たきてん

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