こんにちは、ソムリエのたきてんです😊


いつもご覧くださいましてありがとうこざいます⭐️


今回は産地 ドイツ編 パート1 〜ドイツ概論〜について解説していきたいと思います❗️


ドイツは難関と言われる事が多い理由としては地域・畑の数や呼び名が多いこと、ブドウシノムニがあること、ワイン格付けが独特だということが挙げられます🍷


さらにドイツ語での名称となりますので馴染みが無く覚えるのが大変かもしれません💦


それでは、今回も最後までゆっくりと見ていってください☺️



ドイツ編 パート1


ドイツ概論


ドイツワインの産地は北緯47度〜52度にあり、ブドウ栽培地の中で北限に位置します。


ワイン産地は13の地域に分けられます。


冷涼な産地の為、赤ワインが35%、白ワインが65%となります。


1 ドイツワインの重要歴史


1130年頃

ベネディクト派の修道院がヨハニスブルグに開設(のちのシュロス・ヨハニスベルク)


1136年

シトー派の修道院クロスター・エーベルバッハが開設(シュタインベルクを拓く)


1775年

ヨハニスベルク城でブドウの遅摘み法(シュペートレーぜ)の発見。


1783年

ヨハニスベルク城でアウスレーゼの開発。



2 主なブドウ品種


① 黒ブドウ


1) シュペートブルグンダー

ピノ・ノワールのドイツでのシノムニ( 別名)です。 黒ブドウでは生産量第1位です。


2) ドルンフェルダー

ヘルフェンシュタイナーとヘラルドレーベの交配品種です。


3) ポルトギーザー

シンプルでフルーティ、フレッシュで飲みやすいワインを造ります。



② 白ブドウ


1) リースリング

ドイツ原産の白ブドウで別名ラインリースリングとも呼びます。 白ブドウ生産量第1位です。


2) ミュラートゥルガル

リースリングとマドレーヌロワイヤルの交配品種で、別名リヴァーナーとも呼びます。


3) グラウブルグンダー

別名ピノ・グリ、またはルーレンダーとも呼びます。



3 品質分類

ちなみに「ブルグンダー」とはブルゴーニュという意味で、ブルゴーニュ地方原産のブドウに使われています。


① プレディカーツヴァインの格付け

2008年に導入されたEUワイン法に伴い、大きく2つに分けられます。


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1)Pradikatswein (カテゴリ:g.U)

13地域内の1地区(べライヒ)、果汁の糖度により、6段階の品質等級に区別された格付けを併記。


ブドウは各地区で許可されたヴィティス・ヴェニフェラのみです。


補糖は一切禁止です。


2) Q.b.A (カテゴリ:g.U)

13地域の1地域。

ブドウは各地区で許可されたヴィティス・ヴェニフェラのみとなります。


スティルワインでの単一品種表示の場合85%以上使用義務となります。


3品種以上の場合、品種表示不可、補糖は可能です。


3)Landwein. (カテゴリ:g.g.A)

26地域に区分、地酒的なワインです。


味のタイプは辛口(トロッケン)、半辛口(ハンプトロッケン) 地域用のブドウを85%以上使用義務となります。


4)Deutscher wein

ドイツ国内のブドウを使用。


ブドウ品種、収穫年が表示可能です。


ドイツ国内のブドウを100%使用義務となります。


② プレディカーツヴァンインの格付け

プレディカーツヴァンインはブドウ果汁の糖度(エクスレ度)によってさらに6段階に区別され格付けされています。


1)トロッケンベーレ・アウスレーゼ

貴腐ブドウ粒を選んで造ったワイン。

最低ALC5.5%


 (貴腐ブドウとは貴腐菌によってミイラ状態になり、水分が抜けて糖度が高まったブドウのことです)


2) アイスヴァイン

凍結したブドウ(-7℃以下)の果汁で造ったワイン。 最低ALC5.5%


( ブドウを凍結させると水分が抜けて糖度が増します)


3) ベーレンアウスレーゼ

貴腐または過熱ブドウを選んで造ったワイン。

最低ALC5.5%


4) アウスレーゼ

完熟したブドウの房を選んで造ったワイン。

最低ALC7%


5) シュペトレーゼ

通常収穫より少なくとも1週間後に遅摘みしたブドウで造ったワイン。

最低ALC7%


6) カビネット

通常収穫のブドウで造ったワイン。

最低ALC7%


プレディカーツワインの格付けについては造り方とALC度数は最低限覚えておきましょう。


4 A.P.Nr (アムトリッヒェ・プルーフングスヌマー)

Q.b.A.ワイン、プレディカーツヴァンインは、公的機関の品質検査を受け、公的検査合格番号 アーペーヌンマー(A.P.Nr)をラベルに表示しなくてはなりません。



5 クラシックとセレクション

辛口ワインにトロッケン、中辛口ワインにハルプトロッケン表示が行われていたが、2000年ヴィンテージよりこれらとは別にクラシック、セレクションという新しい品質等級が導入されました。



① クラシック

アロマが豊かでバランスの取れた辛口ワインです。


② セレクション

さらに単一畑のブドウから造られる上級辛口ワインです。


6 ズースレゼルヴェ

収穫後の果汁の一部を、未発酵のまま保存したもの。


ワインの甘味などの調整のため、最大25%まで加えることができます。(同じ産地のものを使用)


ちなみに「ズース」とはジュースという意味です。



私の見解ですが、ドイツ語は少しなまった英語という感覚だと認識すればわかりやすいかと思います。



7ドイツワイン保証印

ドイチェス・ヴァインジーゲル A.P.Nrを受ける最低基準より高い一定評価を受けたワインに適用されるルールです。


5点満点中2.5点以上あれば認められます。


8 糖分測定法

ドイツの物理学者フェルディナンド・エクスレ氏が1830年に果汁糖度を調べる比重計を発明しました。


ドイツの糖度はエスクレ度と呼ばれます。


エスクレ度が高いとよりランクの高いワイン格付けとなります。


9 ドイツワイン産地の区画

ドイツワインの産地は以下の区画にて分けられています。


1) ベシュテム・アンバウゲビーテ

Q.b.A以上に適用の13地域のことです。


2) ライトヴァインゲビーテ

ライトヴァインに適用の26地域のことです。


3) ベライヒ

41の地区のことです。


4) ゲマインデ

市、町、村のことです。


5) グラスラーゲ

163の統一畑のことです。


6) アインツエルラーゲ

2657の単一畑のことです。


7) オルツタイルラーゲ

5つの村名併記不要畑のことです。


10 ドイツワインの味の表示

ドイツワインの味の表示はトロッケン→ハルプ・トロッケン→リープリッヒ→ズースの順で甘くなっていきます。


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今回も出題傾向に合わせてかなり圧縮した内容となっていますので重要ポイントを抑えつつ問題集をやるのがベストだと思います🙆‍♂️


最後までご覧くださいましてありがとうこざいました🙇‍♂️


次回はドイツ編 パート2 について解説していきたいと思います⭐️


それでは合格目指して頑張ってください!


↓ドイツ編の問題集はこちらからどうぞ↓

管理人 たきてん

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