こんにちは、ソムリエのたきてんです😊


いつもご覧くださいましてありがとうこざいます❗️


今回は産地 南アフリカについて解説していきたいと思います🍷


今回も最後までゆっくりとご覧ください🤩




南アフリカ


1 プロフィール

南アフリカは人種・言語・文化が多様な多民族国家で「レインボー・カントリー=虹の国」と呼ばれており、「新世界ワイン」を代表する国の一つです。


恵まれた気候と自然豊かな土壌で良質なブドウが育ちやすく、魅力的なワインを造る産地として世界中から注目を集めています。


南アフリカワインのコンセプトは、「自然環境保護とワイン産業の共栄」で、「環境と調和したワイン生産」(IPW)や「生物多様性とワインのイニシアティブ」(BWI)といった南アフリカ独自の制度があります。


2010年ヴィンテージからは世界で初めてサステイナビリティ(持続可能性)を保証するシールを採用しています。


南アフリカのワインは醸造に関わるコストが安く、安価でおいしいワインが楽しめるのが特徴です。



2 歴史


南アフリカの重要な歴史です。どれも試験に出題される内容ですので覚えておきましょう。

1655年

オランダ東インド会社のヤン・ファン・リーベックがケープに初めてブドウを植えました。


1659年

ヤン・ファン・リーベックが1659年2月2日初めてワインを造りました。


1761年

コンスタンシア産の甘口ワインがヨーロッパに輸出され人気を博しました。


1886年

フィロキセラが大発生し、ぶどう畑は甚大な被害を受けました。


1910年

南アフリカ連邦成立。

アメリカから苗木を導入してフィロキセラを克服しました。


1950年

コールド・ファーメンテーション技術が開発されました。


1973年

ワイン・スピリッツ類委員が発足。

原産地呼称制度(W.O. )が制定されました。


1997年

KWVが民間企業になりました。


1998年

IPW制度が定められました。


2002年

KWVが完全に私企業化しました。



3 主要品種


公式規定品種は94種です。

ぶどう栽培面積は約10万h aで、白ぶどう55%、赤ぶどう45%となります。


① 白ぶどう

1) シュナンブラン

南アフリカのぶどう栽培面積最大で地元ではスティーンと呼ばれています。 しかも南アフリカでのシュナン・ブランの栽培面積は17934h a(2014年)で世界最大となります。


2) コロンバール

主にブランデーの原料に使用されます。


3) ソーヴィニヨンブラン

南アフリカでのソーヴィニヨンブランも高い評価を得ています。


4) シャルドネ

世界中で栽培されてます。


② 黒ぶどう

1) カベルネソーヴィニヨン

こちらも世界中で栽培されています。


2) シラーズ

ここ10年間では生産量が伸びてきています。


3)ピノタージュ

1925年、ペロード教授によって、ピノ・ノワールとサンソーの交配で生まれた南アフリカ独自の品種です。

これは出題率が高いですね。


4) メルロ

ボルドーブレンドには欠かせません。



4 品質分類


W.O.分類方式が1973年に制定されました。

原産地呼称は国や地域によって異なりますのでそれぞれ覚えておきましょう。


① W.O.シール

W.O.に合格したワインには生産者識別番号(Aナンバー)の入った保証シールが貼られます。


② W.O.産地名表示

表示産地ブドウを100%以上使用することが条件です。


③ ブドウ品種表示

表示品種ブドウを85%以上使用することが条件です。


④ 収穫年表示

表示収穫年ブドウを85%以上使用することが条件です。


⑤ IPW保証シール

サステイナブル認証制度IPWの認証を受けたワインには認定保証シールが貼られます。


⑥ キャンプ・クラシック

瓶内二時発酵方式のスパークリングワインのラベル表示です。

スパークリングワインの呼び名も国ごとに違いがあります。



5 主要産地

5つのジェオグラフィカル・ユニットに大別され、その中がさらにリージョン、ディストリクト、ウォードに分けられました。


<ジェオグラフィカル・ユニット>

① ウェスタン・ケープ

② ノーザン・ケープ

③ イースタン・ケープ

④ クワズル・ナタル

⑤ リンポポ


アフリカのワイン産地は西ケープ州、北ケープ州、東ケープ州、クワズール・ナタール州、リンポポ州の5つの州にありますが、多くが西ケープ州に集中しています。


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 ① 西ケープ州

1) コースタル・リージョン地域での重要地区

最も重要な産地で、栽培面積は国全体の約46%です。


A:スワートランド地区

この地域ではスワートランド・インディペンデント・プロデューサーズ(SIP)が組織され、スワートランドの素晴らしいワインを表現していこうという取り組みがされています。

近年では大変評価の高いワインが生産されています。


 B:ステレンボシュ地区

南アフリカワイン産業の中心地です。

ワイナリーも近年増加傾向で約150の生産者がいます。

ステレンボシュにはワイン生産に必要な教育機関、ステレンボシュ大学があります。

その他にもエルセンバーグ農業専門学校や世界的にも最も進んだ実験的なワイナリーを持つニートフルベイ研究所などがあります。


 C:フランシュック地区

かつて多くのフランス系移民が移住した地区でグルメな街として有名です。


 D: パール地区

KWV=1918年にワイン産業の安定を求めてぶどう栽培農家によって共同組合が設立されました。 その本拠地があるのがパール地区です。 


E: トゥルバッハ地区

冷涼な気候でシラーズやキャップクラシックなどが高評価です。


 F:ウェリントン地区

ウェリントンは南アフリカのぶどうの苗木の85%を提供している地区です。


 G: ダーリン地区

比較的冷涼な産地で優秀なソーヴィニヨン・ブランが生産されています。


 H:コンスタンシア地区

テーブルマウンテンの南側の斜面で、ケープ地方のワイン発症の地でもあります。

こちらも優秀なソーヴィニヨン・ブランが生産されています。


 2) ケープ・サウスコート地域での重要地区

冷涼な産地で高評価のワインを多く産出しているエリアです。


A: エルギン地区

「グリーンマウンテンエコルート」の一部で、果実味のあるエレガントなワインが生産されています。  


B: ウォーカーベイ地区

ホエールウォッチングで有名です。へメル・アン・アードは3つの小地区に分けられています。


3) ブレード・リヴァー・ヴァレー地域での重要地区

乾燥し、昼夜の寒暖差が大きいエリアです。


A:ロバートソン地区

ワインとバラと競走馬で有名な産地です。


B:ウスター地区

ぶどうの栽培面積、生産量ともに南アフリカ最大の地区。ブランデーの主要産地でもあります。


4)  オリフェンツ・リバー地域

比較的暖かく乾燥したエリアです。

リーズナブルで高品質なワインが生産されています。


5) クレイン・カルー地域

カリッツドープではポートスタイルのワインが有名です。

また、この地区では世界的に評価の高いブランデーも生産されています。


② 北ケープ州

オレンジ川沿に広大な栽培地があります。

品種は白が中心で、最近はピノタージュなどの赤品種も栽培されています。


③ クワズール・タナール州

グレイタウンからオリビフラットとミットランド一帯で新しくワインが造られています。


④ 東ケープ州、⑤ リンポポ州

小規模なぶどう栽培が行われています。




6  南アフリカ編の重要ポイント解説

南アフリカ編では以下のキーワードが重要ポイントとなりますので特に覚えおきましょう。


・IPWとBWIの意味

・ヤンファン・リーベックの略歴

・シュナンブランのシノムニと生産量について

・ピノタージュの交配品種

・コンスタンシアワインについて

・コールドファーメンターション製法

・WOワイン法の内容について

・コースタル・リージョン地域について

・南アフリカのブレンド法について


大体このあたりが毎年試験で出題される傾向にありますので覚えておきましょう。




7   南アフリカ編の試験対策問題

それでは最新の問題20問ですので参考にしてみて下さい。



① 南アフリカ問題20問


1) 南アフリカの気候区分は何か


2) 南アフリカの気候に影響を与える海流を何というか


3) ピノタージュの交配品種は何か


4) 南アフリカで「スティーン」と呼ばれるブドウは何か


5) 南アフリカで栽培面積が最大の黒ブドウ品種は何か


6) 南アフリカのW.O.で、産地名を表示する際の規定は何か


7) 南アフリカで主流のブランド法は何か


8) スタレンボッシュの北に位置し、KWVのホームタウンにある産地は何処か 


9) 南アフリカに吹くブドウ病害を防ぐ役割がある風の名前は何か


10) コンスタンシア産の甘口ワインがヨーロッパへ輸出された年はいつか


11) 南アフリカのローヌブランドのブドウは何か


12) 南アフリカのパールのリージョンは何か


13) 西ケープ州で一番標高が高く冷涼な産地は何処か


14) スワートランドが属するリージョンは何処か


15) 南アフリカで三方を山に囲まれた産地は何処か


16) インディペンデンス・プロデューサーが目指すものは何か


17) 南アフリカのロバートソンはどこの地域か


18) スワートランドの特徴は何か


19) 南アフリカ農業大学がある産地は何処か


20) 南アフリカで最小の区分名は何か


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最後までご覧くださいましてありがとうこざいました😊


今回も出題傾向に合わせてかなり圧縮した内容となっていますので重要ポイントを抑えつつ、問題集をやるのがベストだと思います🙆‍♂️


次回は難関、ドイツについて解説していきたいと思います。
ドイツがなぜ難関かと言うと、ドイツ語が難しいのと階級構造が独特と言うところが挙げられます。


それでは合格目指して頑張ってください!


② 南アフリカ問題20問回答

1) 地中海性気候

2) フンボルト海流

3) ピノ・ノワール×サンソー

4) シュナンブラン

5) カベルネ・ソーヴィニヨン 

6) 表示する産地のブドウを100%使用

7) ボルドーブレンド

8) パール

9) ケープドクター

10) 1761年

11) シラー、グルナッシュ

12) コースタルリージョン

13) スタレンボッシュ地区

14) コースタルリージョン

15) ディルバッハ地区

16) スワートランドのテロワールを反映したワイン造り

17) ブレードリバーバレー

18) 6億年前の花崗岩土壌

19) スタレンボッシュ地区

20) Ward



管理人 たきてん

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