こんにちは、ソムリエのたきてんです😊



いつもご覧くださいましてありがとうこざいます☆



今回は  ボルドー地方 について解説していきたいと思います!



重要な部分だけを抽出して記事にしていますので是非参考にしてみてください❗️



それでは、今回も最後までゆっくりとご覧ください。



フランス・ボルドー地方


フランス最大のAOCワイン産地で、その90%を赤ワインが占めています。



フランスでも1、2を争う銘醸地として知られ、全世界的に多大な影響を与え続けています。



ボルドー地方の特徴としては、シャトーと呼ばれるワイナリーでワインが製造されているところです。



シャトーはフランス語で「城」を意味しますが、必ずしもお城でなければいけないという訳では無いようです。

気候は大西洋に近いため海洋性気候です。


ワインの作り方としては同じ色同士のワインをブレンドして作る製法「ボルドーブレンド」が用いられ、この製法は世界的にも流用されています。


歴史的には古代ローマ人に占領された紀元前1世紀の中頃からボルドーにブドウ栽培が持ち込まれたとされています。



パリ万国博覧会が開催された1855年に、有名なボルドーワインの格付けがナポレオンによって行われました。



2007年には壮麗な建築物が立ち並ぶボルドー市の市街区域は「月の港ボルドー」としてユネスコ世界遺産に登録されました。



1 ボルドーの生産地区

それではボルドー地方の特徴を地区ごとに解説していきます。



① ボルドー全域

出典:フランスワイン辞典
http://www.french-wine-jiten.com/bordeaux/medoc.html


主要品種は黒ブドウがカベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロ、白ブドウはセミヨン、ソーヴィニヨン・ブランとなります。

基本的に産地は川沿いにありますので川の名前と産地の位置を合わせて覚えていくと良いと思います。

村や畑の地図問題も出題されますので手書きで書いてみたりするのも良い方法です。

ガロンヌ川とドルドーニュ川が合流してジロンド川になり、それぞれに産地の特徴があります。



ボルドー全域のAOCワインには、シャトー元詰めのワインのほか、ネゴシアンが地域内の生産者からワインを買い集めてブレンドしたブランドネームのワインも多いです。


<主要なAOCワイン>

主要品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

生産可能色:全色

① ボルドー
② ボルドー・シュペリュール
③ ボルドー・クラレ
④ クレマン・ボルドー


メドック地区

出典:フランスワイン辞典
http://www.french-wine-jiten.com/bordeaux/medoc.html


メドック地区は南のオー・メドックと北のメドックに分かれ、オー・メドックには6つの村名AOCがあります。



ピレネー山脈から流れてきたギュンツ氷期の砂利が、数10mの深さまで堆積しています。



砂や砂利の多い砂礫質土壌はカベルネ・ソーヴィニヨンの育成に適していて、力強く、骨格のしっかりしたワインを生み出します。これにカベルネ・フランやメルロをブレンドしてバランスを取ることを「ボルドーブレンド」と呼びます。




特に村名AOCは、階級構造の中では1番上位とされ格付けシャトーがありカベルネ・ソーヴィニヨンを主体とする長期熟成タイプの高級ワインを生み出しています。


<主要なAOCワイン>

生産可能色:赤

主要品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

① メドック(赤)
② オー・メドック(赤)
③ サン・エステフ(赤)
④ ポイヤック(赤)
⑤ サン・ジュリアン(赤)
⑥ ムーリスまたはムーリス・アン・メドック(赤)
⑦ リストラック・メドック
⑧ マルゴー(赤)




コート地区

出典:フランスワイン辞典
http://www.french-wine-jiten.com/bordeaux/medoc.html


AOC名に「コート(丘)」とあるように、丘陵地の斜面にブドウ畑があります。



2007年に旧コート・ド・カスティヨン、ボルドー・コート・ド・フラン、プルミエール・コート・ド・ブライ、プルミエール・コート・ド・ボルドーらは「コート・ド・ボルドー連合」を組織し、2009年ヴィンテージからAOCコート・ド・ボルドーを名乗ることを決定しました。



2016年にサント・フォワ・ボルドーが連合に加わり、AOCサント・フォア・コート・ド・ボルドーと名乗るようになりました。



<主要なAOCワイン>

生産可能色:赤・白

主要品種 赤:メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン、白:ソーヴィニヨン・ブラン

① コート・ド・ボルドー
② カディヤック・コート・ド・ボルドー
③ カスティヨン・コート・ド・ボルドー
④ ブライ・コート・ボルドー
⑤フラン・コート・ド・ボルドー
⑥ サント・フォア・コート・ド・ボルドー
⑦ コート・ド・ブール
⑧ ブライ
⑨ コート・ド・ブライ

 

④ グラーヴ地区

出典:フランスワイン辞典
http://www.french-wine-jiten.com/bordeaux/medoc.html

オーメドック同様、ガロンヌ川が運んできたギュンツ氷期の砂利(グラーブ)に覆われていてこれが産地名となっています。



メドックのAOCワインが赤ワインのみに限られるのに対し、グラーブ地区では白ワインも認められています。



特に有名なのはガロンヌ川沿いの貴腐ワインの産地であるソーテルヌ&バルサック地区です。



上質の赤ワインを産出するグラーヴ北部は1987年に独立してAOCペサック・レオニャンを名乗っています。

<主要なAOCワイン>

生産可能色:赤・白

主要品種 赤:カベルネ・ソーヴィニヨン、白:ソーヴィニヨン・ブラン

① グラーヴ
② グラーヴ・シュペリュール
③ ペサック・レオニャン





ソーテルヌ&バルザック地区

出典:フランスワイン辞典
http://www.french-wine-jiten.com/bordeaux/medoc.html

 

グラーブ地区の南部、ガロンヌ川左岸に位置する貴腐ワインで有名な産地です。



秋には霧が発生し、湿った環境からボトリティス・シネレアという菌が発生します。
この菌がブドウ畑に広がり、午後になって霧が晴れるとボトリティス・シネレアの生じたブドウは水分が蒸発して貴腐化します。



こうして貴腐ブドウが生まれ、貴腐ワインとなるのです。




1855年の格付けでは赤ワインだけではなく、この地区の甘口ワインも選ばれました。



一級のプルミエ・クリュに10、二級のドゥジエーム・クリュに11、計21のシャトーが選ばれました。
その中でもシャトー・ディケイムは特別扱いされ、一級の中でも最高のシュぺリュールとされました。




<主要なAOCワイン>

生産可能色:白甘口

主要品種:セミヨン

① ソーテルヌ
② バルサック
③ セロンス




⑥ サンテミリオン地区とサンテミリオン衛星地区

出典:フランスワイン辞典
http://www.french-wine-jiten.com/bordeaux/medoc.html

 

ドルドーニュ川右岸に位置する歴史的な町並みに広がるワイン産地です。



バルバンヌ川を挟んで北側には4つのAOCがあり、これをサンテミリオン衛星地区と呼びます。


AOCサンテミリオンの生産可能色は赤のみとなり、白やロゼを造るとAOCボルドーに格下げとなります。



サンテミリオンもその衛星地区も、土壌は粘土石灰質土壌でメルロが多く栽培されています。



1955年に最初の格付けが行われ、その後6回も見直しがされています。



1999年に「サンテミリオ管轄区」はユネスコの世界遺産に登録されました。



<主要なAOCワイン>

生産可能色:赤

主要品種:メルロ

① サンテミリオン
② サンテミリオン・グランクリュ
③ サン・ジョルジュ・サンテミリオン
④ モンターニュ・サンテミリオン
⑤ リュサック・サンテミリオン
⑥ ピュイスガン・サンテミリオン



1)ポムロールとラランド・ド・ポムロール

サンテミリオンの北西に隣接する小さなワイン産地ですが、サンテミリオンを代表する高級ワインの産地です。



純粋な粘土質は小高い丘の上にあるペトリュスの畑に限られますが、その他も基本は粘土質土壌なのでメルロが80%を占めます。


粘土に含まれる酸化鉄の影響により、熟成が進むと官能的なフレバーが出てきます。



<主要なAOCワイン>

生産可能色:赤

主要品種:メルロ

① ポムロール
② ラランド・ド・ポムロール


2)フロンサデ

ポムロールとはイル川を挟み西に位置するワイン産地です。



「モラス・デュ・フロンサデ」と呼ばれる軟質砂岩が特徴的な土壌です。



こちらもメルロが主体で肉付きの良いワインを生み出します。



<主要なAOCワイン>

生産可能色:赤

主要品種:メルロ

① フロンサック
② カノン・フロンサック






⑦ アントゥ・ドゥ・メール地区

出典:フランスワイン辞典
http://www.french-wine-jiten.com/bordeaux/medoc.html

ドルドーニュ川とガロンヌ川に挟まれた広大なワイン産地です。



多種多様なテロワールを持っているため全てを覚える必要はありません。



同名AOCの辛口白ワインで有名ですが、AOCボルドーに格下げになっても多く造られています。



特殊な気候により、貴腐ブドウによる甘口ワインも造られています。




<主要なAOCワイン>

生産可能色:赤・白

主要品種:ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン

① アントル・ドゥ・メール
② アントル・ドゥー・メール・オー・ブノージュ
③ ボルドー・オー・ブノージュ
④ プルミエール・コート・ド・ボルドー
⑤ カディヤック
⑥ ルーピアック
⑦ サント・クロワ・デュ・モン
⑧ コート・ド・ボルドー・サン・マケール
⑨ グラーヴ・ド・ヴェイル

 

 

シャトー・ディケイム
画像出典:ワインブックス
https://winebooks.jp/11205





2  AOCの階級構造


 ボルドー地域では3段階からの階級構造となります。
この階級構造はシャトーの格付けとは別のものですので混乱しないようにしましょう。
格付けされているシャトーは基本レ・ザペラシオン・コミュナルです。

 

 

① レ・ザペラシオン・コミュナル
コミューン・ワイン  (村名ワイン)
例 ) ムーリス、ポイヤック

② レ・ザペラシオン・レジョナル
レジョナル・ワイン (地区名ワイン)
例 ) オー・メドック、グラーブ

③ レ・ザペラシオン・ジェネラル
ジェネリック・ワイン (地方名ワイン)
ジロンド県の全てで生産可能です。
例 ) ボルドー、ボルドー・スュペリウール


ボルドーもそうですがフランスAOC階級構造の特徴は生産範囲が小さくなるほど上級ワインとなる所です。


地方名ワイン→地区名ワイン→村名ワイン→畑名ワインの順に階級が上がって行きます。



最後までご覧くださいましてありがとうこざいます❗️



今回も出題傾向に合わせてかなり圧縮した内容となっていますので重要ポイントを抑えつつ、クイズや問題集を解いていくと覚えやすいと思います😊



次回は ボルドー重要格付けシャトー  について解説していきたいと思います☆



それでは合格目指して頑張ってください🈴




管理人  たきてん

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です