こんにちは、ソムリエのたきてんです😊


いつもご覧くださいましてありがとうこざいます⭐️


今回はチリについて解説していきたいと思います🍷


チリワインは関税が引き下げられて値段もお手頃なので皆さんにも馴染みがあると思います。


しかし、値段が安いから悪かろう、ではなくとても素晴らしいワインがたくさんあります。


そんなチリワインについて、今回も最後までゆっくりと見ていってください。



チリ 


1 概論


チリはアンデス山脈に沿って南北に4300㎞に伸びる長細い形をした国です。


南極からのフンボルト海流が流れる太平洋からは、冷涼な風がブドウ畑へ吹きつつも、海岸の山々のおかげで比較的温暖で乾燥した環境になっています。


ワインの産地は、国内で北部・中部・南部と大きくエリアが分かれており、南部エリアのワイン産出量はわずか10%程度であり、ほとんどが北部と中部のエリアで造られています。


産地一帯は、害虫フィロキセラのいない世界でも類を見ない健全な土壌に恵まれ、ふんだんな太陽光と激しい昼夜の気温差によって素晴らしいブドウを収穫できます。


チリワインはアメリカワインやオーストラリアワインなどと並び、新世界(ニューワールド)の代表格として知られています。


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出典:Wikipedia

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%AA



 2 重要歴史


16世紀中頃以降

スペインの征服者・宣教師などによってブドウ栽培開始されました。


19世紀後半

フィロキセラ被害により、ヨーロッパから多くの栽培家や醸造家がチリに移住しました。


1877年

チリワインが初めてヨーロッパに輸出されたました。


2014年

日本とチリとの間でEPA(経済連携協定)が発効したことでワインにかかる関税が減額されました。


2015年

日本ではチリワインがフランスを抜いて最大の輸入量となりました。



3 主要品種


チリワインで有名なのが、ぶどう収穫量において赤ワイン用品種の45%強を占めるカベルネ・ソーヴィニヨンです。


他に赤はメルロー、カルメネール、シラーなど、白はソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、モスカ・デ・アレハンドリア、セミヨン、ペドロ・ヒメネスなど多くの品種があります。



4 ワイン法


農業保護庁農牧局(S.A.G)がワイン法を管理しています。


分類カテゴリーは3つです。


① 原産地呼称ワイン:D.O(スペインの植民地だった影響)


② 原産地呼称のないワイン:ブドウ品種の指定があります。


③ テーブルワイン:食用ブドウから生産。品種、品質、収穫年表示不可です。


< ①②表示基準 >

ブドウ品種表示、原産地表示、収穫年表示全て75%以上使用義務があります。



5 主要産地


北部、中央部、南部に分けられて全1400kmに及びます。


高品質なワインは中央部に集中しています。


北部ではピスコと呼ばれるマスカット系ブドウを主原料とした蒸留酒の生産がされています。 


① 北部エリア  コキンボ地方


Elqui Valley(エルキヴァレー)

標高の高い冷涼な気候で、シラーの栽培が盛んで近年はペドロ・ ヒメネスも増えています。


Limari Valley(リマリ・ヴァレー)

霜のリスクが無く、夏に雨がほとんど降らないため病害が極めて少ないです。


シャルドネが主体となっています。


Choapa Valley(チョアパ・ヴァレー)

リマリ・ヴァレーの南側にあり、シラーが主体です。


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② 中部エリア


中部エリアには重要な産地が集中していて、大きく2つの地方に分けられます。


1) アコンカグア地方 Aconcagua Valley(アコンカグア・ヴァレー)

1年のうち240から300日が晴天で、気温の寒暖差も大きくブドウ作りに理想的な気候条件です。


カベルネ・ソーヴィニョンから作る赤が人気。


Casablanca Valley(カサブランカ・ヴァレー)

やや冷涼な気候。シャルドネ、ソーヴィニョン・ブラン、ピノ・ノワールの栽培が多いです。


アコンカグア地方の最大産地です。


San Antonio Valley(サン・アントニオ・ヴァレー)

白ワインの生産が盛ん。近年はソーヴィニョン・ブランが増えています。


レイダ・ヴァレーをサブリージョンとして持ちます。


2) セントラルヴァレー地方


Maipo Valley(マイポ・ヴァレー)

ヨーロッパ系品種の栽培が多い。


カベルネ・ソーヴィニョンの比率が約50%を占め、チリの首都サンディアゴを含みます。


Rapel Valley(ラベル・ヴァレー)


【(北部)カチャポアルヴァレー】

アンデス山脈側で作るカベルネ・ソーヴィニョン、ヴァレー中央部で作るカルメネーレがよく知られます。


【(南部)コルチャグアヴァレー】

伝統的にカベルネ・ソーヴィニョンの栽培が多い。


冷涼なため近年はソーヴィニョン・ブランも増えています。


Curico Valley(クリコ・ヴァレー)

ソーヴィニョン・ブランの栽培面積が国内最大です。


テノ・ヴァレーとロントゥエ・ヴァレーをサブリージョンに持ちます。


Maule Valley(マウレ・ヴァレー)

国内最大の生産地。カベルネ・ソーヴィニョンが中心で、クラロ・ヴァレーやトゥトゥヴェン・ヴァレーをサブリージョンに持ちます。


③ 南部エリア

ビオビオ・ヴァレーとイタタ・ヴァレーがあります。


南部エリアは全体の10%程度の小生産地で、国内消費用がほとんどです。


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最後までご覧くださいましてありがとうこざいます!


今回も出題傾向に合わせてかなり圧縮した内容となっていますので重要ポイントを抑えつつ、過去問題やクイズをやると覚えやすいと思います。


次回はクロアチアについて解説していきたいと思います☆


それでは合格目指して頑張ってください!


↓チリ編の問題集はこちらからどうぞ↓

管理人 たきてん

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