こんにちは、ソムリエたきてんです❗️


いつもご覧くださいましてありがとうこざいます😊

今回は フランス🇫🇷〜南西地方編〜 について解説していきたいと思います🍷


それでは、今回も最後までゆっくりとご覧ください🤩  



南西地方


フランスの隠れた名ワイン産地とも呼ばれる「南西地方」です。


ボルドー地方の東からビレネー山脈にかけてブドウ畑は南西部一帯に広がっています。


カオールやマディランなどの重厚な赤ワインとジュラソンなどの甘口白ワインが特に有名です。


全体的に見れば世界的に有名なワイン産地というよりも、隠れた銘醸地と言える地方と考えたほうがいいでしょう。


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出典:マダムソムリエの移住日記

[https://www.google.com/amp/s/madamesommelier.net/archives/1838/amp:title]


1 主要品種


① 南西地方のブドウ主要品種


1) 黒ブドウ品種

カベルネ・ソーヴィニヨン
メルロ
タナ
コット、マルベック
デュラス
フェル・セルバドォウ
ネグレット他


2) 白ブドウ品種

セミヨン
ソーヴィニヨン
ミュスカデル
モーザック
ラン・ドレ
プティ・マンサン
グロ・マンサン他


2 南西地方のAOC


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出典:フランスワイン辞典

[http://www.french-wine-jiten.com/southwest.html:title]


① ベルジュラック地区


1) コート・ド・モンラヴェル

生産可能色:白

白ワインの残糖量は25~51g/ℓです。


2) オー・モンラヴェル

生産可能色:白
白ワインの残糖量は25~51g/ℓです。


3) モンラヴェル

生産可能色:赤、白

赤:混醸ワイン、白:残糖4g/ℓ以下です。


4) ロゼット

生産可能色:白

白:半甘、残糖25~51g/ℓです。


5) ぺシャルマン

生産可能色:赤

赤:混醸ワイン、収穫翌年の9月1日から販売可能で赤のみAOCです。 


6) ソーシニャック

生産可能色:白
白:甘口、貴腐または過熱によるブドウを使用。残糖68g/ℓ以上、収穫翌年10月31日まで熟成義務で白のみAOCです。


7) モンバジャック

生産可能色:白
白:甘口、貴腐または過熱によるブドウを使用。残糖45g/ℓ以上で白のみAOCです。


8) ベルジュラック

生産可能色:赤、ロゼ、白


9) コート・ド・ベルジュラック

生産可能色:赤、白

白:残糖4~54g/ℓ以上です。


② ガロンヌ地区


1) コート・ドデュラス

生産可能色:赤、ロゼ、白


2) コート・デュ・マルマンデ

生産可能色:赤、ロゼ、白


3) ピュゼ

生産可能色:赤、ロゼ、白


4) ブリュロワ

生産可能色:赤、ロゼ


5) サン・サルド

生産可能色:赤、ロゼ

赤:混醸ワイン、2011年にAOC昇格です。


6) フロントン

生産可能色:赤、ロゼ

赤・ロゼ:混醸ワインで主要品種はネグレットです。


③ トゥールーズ・アヴェイロネ・中央山塊地区


1)カオール

生産可能色:赤

赤:混醸ワイン。赤のみAOCで「黒ワイン」の別名があります。主要品種はコットです。 


2) コトー・デュ・ケルシー

生産可能色:赤、ロゼ

赤・ロゼ:混醸ワインです。


3) ガイヤック

生産可能色:赤、ロゼ、白


4) ガイヤック・ドゥー

生産可能色:白


5) ガイヤック・ヴァンダンジュ・タルティブ

生産可能色:白


6) ガイヤック・プルミエール・コート

生産可能色:白

白:辛口、残糖4g/ℓ以下です。


7) ガイヤック・ムスー

生産可能色:白
発泡:瓶内二次発酵、残糖50g/ℓ以下です。


8) コート・ド・ミヨー

生産可能色:赤、ロゼ、白
混醸ワインで2011にAOC認定されました。


9) アントレグ・ル・フェル

生産可能色:赤、ロゼ、白
混醸ワインで2011にAOC認定されました。


10) エスタン

生産可能色:赤、ロゼ、白
混醸ワインで2011にAOC認定されました。


11) マルシヤック

生産可能色:赤、ロゼ

混醸ワインです。


④ ピレネー地区


1) テュルサン

生産可能色:赤、ロゼ、白
2011年にAOC認定されました。


2) サン・モン

赤・ロゼ・白:混醸ワイン。2011年にAOC認定。タナ主体です。


3) マディラン

生産可能色:赤

混醸ワインで赤のみAOC。色が濃くタナ主体です。


4) パシュラン・デュ・ヴィク・ビル

生産可能色:白
白:甘口、残糖45g/ℓ以上です。


5) パシュラン・デュ・ヴィク・ビル・セック

生産可能色:白

白:辛口、残糖4g/ℓ以下です。


6) ベアルン

生産可能色:赤、ロゼ、白


7) ジュランソン

生産可能色:白
白:甘口、貴腐ブドウからではなく、過熱したブドウから造られます。


残糖35g/ℓ以上で、アンリ4世の洗礼式に使われました。甘口白のみAOCです。


8) ジュランソン・セック

生産可能色:白
白:辛口、残糖4g/ℓ以下。


9) イルレギ

生産可能色:赤、ロゼ、白
赤、白ともに混醸ワインです。



3 南西地方のポイント


南西地方ではボルドーに似たタイプのワインや地場品種から個性的なワインが造られています。


この地方で造られるワインの多くはヴァンド・ペイに分類されますが、カオールやマディランでは固有の品種を使用して「黒ワイン」と呼ばれる濃厚な赤ワインが造られています。


甘口白ワインで有名なジュランソンも南西地方を代表するアペラシオンです。


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最後までご覧くださいましてありがとうこざいます💮


今回も出題傾向に合わせてかなり圧縮した内容となっていますので重要ポイントを抑えつつ、クイズや問題集を解いていくと覚えやすいと思います😊


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次回は フランス🇫🇷〜ロワール地方編〜 について解説していきたいと思います⭐️


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それでは合格目指して頑張ってください🈴


管理人 たきてん

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