こんにちは、ソムリエのたきてんです❗️


いつもご覧くださいましてありがとうこざいます☺️


今回はフランス 🇫🇷 格付けワイン編 パート1 メドック地区 について解説していきたいと思います🍷


最近はあまり出題されない傾向がありますが基礎知識として身につけておくと役に立ちます👍


それでは、全61シャトーと長くなりますが今回も最後までゆっくりとご覧ください🤩

メドック地区格付けワイン全61シャトー

フランスのジロンド河口に広がる地区がボルドー地方の中の「メドック」と呼ばれる地区です。

この地区では1855年に初めて公式の「ワインの格付け」が行われました。

メドック地区の格付けが行われたのは、1855年のパリ万博が大きく影響しています。

外国から来たお客様が、良いワインとそうでないワインを分かりやすく選べるようにしなければならないとフランスは考えたのです。

そこでナポレオン3世がボルドーの商工会議所に命令をして作らせたのが「メドック地区の格付け」です。

① メドック1級格付け5シャトー

1) AOC:Pauilac (ポイヤック)
コミューン:Pauilac 
名称:Chateau Lafita-Rothschild
シャトー・ラフィット・ロートシルト

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第一級格付けシャトーの中でも「一級筆頭」としての揺るぎない地位を確保しているのが「シャトー・ラフィット・ロートシルト」です。

ラフィット・ロートシルトの名は富や格式、歴史、敬意、そして特筆に値する長寿の代名詞となっています。


2) AOC:Pauilac 

コミューン:Pauilac
名称:Chateau Latour
シャトー・ラトゥール

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世界の喜劇王チャップリンが愛飲したワインとしても有名です。

ラトゥールのワインは、5大シャトーの中で“最も力強く男性的”“晩熟で長命”と言われています。

それだけに、色が濃くタンニンも豊富なのですが、それに負けないだけの黒い果実の凝縮感は素晴らしく、圧倒されてしまうほどです。

3) AOC:Pauilac
コミューン:Pauilac 
名称:Chateau Mouton-Rothschild 
シャトー・ムートン・ロートシルト

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1973年、メドック第2級から第1級に格上げされた驚異のシャトーです。

全ボルドーの頂点に君臨する5つの第一級格付けシャトーの中で唯一、1855年の格付けを覆し第一級に昇格するという偉業を成し遂げたワインです。

第二次世界大戦後、フィリップは斬新なアイディアを思いつき、画家の絵をエチケットにデザインしました。

これまで、ピカソやシャガールなどの絵がムートンのエチケットを彩ってきました。


4) AOC:Margaux (マルゴー)
コミューン:Margaux 
名称:Chateau Margaux
シャトー・マルゴー

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5大シャトーの中で、最も“女性的”と言われており、華やかな香り、口当たりの滑らかさ、しっかりしたボディと繊細さを備えた味わいから「ボルドーの宝石」と讃えられている、とてもエレガントなワインです。


5) AOC:Pessac  (ぺサック)
コミューン:Pessac 
名称:Chateau Haut Brion 
シャトー・オー・ブリオン

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1855年のメドックの格付けで、当時からあまりにも有名だったために、例外的にグラーヴ地区から選ばれ、1級という栄誉を与えられた歴史的シャトーがオー・ブリオンです。

誕生したのは1550年で、その後「澱引き」「ウイヤージュ(補酒)」といった手法を世界で初めて取り入れるなど技術革命を起こし、イギリス市場に進出しました。

② メドック地区2級格付け14シャトー

1) AOC:Saint-Estephe (サン・エステーフ)
コミューン:Saint-Estephe 
名称:Chateau Montrose
モンローズ

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生産地区がヒースに覆われた荒野だった頃、開花すると一面が薔薇色に染まったことから、モン(山)ローズ(薔薇)と名付けられたという逸話があります。


2) AOC:Saint-Estephe 

コミューン:Saint-Estephe
名称:Chateau Cos d’Estournel
コス・デストゥネル

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2級の中でもその高い品質で1級に匹敵する高い品質を保つことから「スーパーセカンド」と呼ばれているワインのひとつです。

現在、最も1級に近い銘柄の一つと言われています。


3) AOC:Pauilac (ポイヤック)
コミューン:Pauilac 
名称:Chateau Pichon-Longuevill-Baron
ピジョン・ロングヴィル・バロン

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ピション・ロングヴィル・バロンは、街道を挟んでピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドと並んでいます。
実は元々ピション・バロンとピション・ラランドは一つのシャトーで、当時の当主であったバロン・ジョセフ・ドゥ・ロングヴィル氏は5人の子供達にシャトーを分割しました。

男兄弟が相続したピション・バロンの方はがっちりとした、壮大で厚みのある、ポイヤックらしい男性的なワインが特徴です。


4) AOC:Pauilac 

コミューン:Pauilac 
名称:Chateau Pichon-Longueville Comtesse de Lalannde 
ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド

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姉妹達が受け継いだこのワインはボルドーの女王と称えられる優美な味わいで、ジャムのような凝縮感、そして甘美で魅惑的な風味が広がります。

「ボルドーの女王」と称えられるこのシャトーならではの、華麗な余韻は素晴らしいの一言です。


5) AOC:Saint-Julien (サン・ジュリアン)
コミューン:Saint-Julien 
名称:Chateau Ducru-Beaucailou
デュクリュ・ボーカイユ

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「スーパーセカンド」と言われるシャトーの中でも、最もコストパフォーマンスが良いとされているワインです。

お手頃な価格で上質のワインを味わいたい方には、ぜひ注目していただきたいシャトーだと言えるでしょう。

6) AOC:Saint-Julien
コミューン:Saint-Julien 
名称:Chateau Leoville-Barton
レオヴィル・バルトン

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香り高いアロマと重過ぎずまとまりの良い味わいというサン・ジュリアンの美点をしっかりと備えたスタイルです。

特にカベルネ・ソーヴィニヨンの比率が高く、筋肉質でクラシックな仕上がりが特徴です。


7) AOC:Saint-Julien

コミューン:Saint-Julien 
名称:Chateau Leoville-Poyferre
レオヴィル・ポワフェレ

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サンジュリアン村にある、有名な「レオヴィル3兄弟」の一つ、それがシャトー・レオヴィル・ポワフェレです。

かつて同じ畑だったレオヴィルが3分割されたのですが、初代オーナーのポワフェレ男爵の名前を取って、この名前となりました。

レオヴィル・ポワフェレはサン・ジュリアンの他の第二級シャトーよりも優れている、という人もいるほど土壌に恵まれています。


8) AOC:Saint-Julien

コミューン:Saint-Julien 
名称:Chateau Leoville-Las Cases 
レオヴィル・ラス・カーズ

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ボルドー格付け2級に位置しますが、その評価は1級にも引けを取りません。

時に1級をも脅かす存在と言われている「スーパーセカンド」の中でも筆頭格の存在です。

完璧なバランスを追及し、パワフルさと繊細さを兼ね備えたサンジュリアンの王様です。


9) AOC:Saint-Julien

コミューン:Saint-Julien 
名称:Chateau Gruaud Larson

グリュオ・ラローズ

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ワインラベルには「王のワイン、ワインの王」と書かれている事でも有名です。

その歴史は17世紀中盤にまで遡り、グリュオー神父がワイン造りを手掛けたのが始まりでした。


10) AOC:Margaux (マルゴー)
コミューン:Cantenac
名称:Chateau Brane-Cantenac
ブラーヌ・カントナック

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絹のように滑らかで、しなやかな弾力性のある味わいがトレードマークです。

素晴らしい、ソフトで果実味が前面に出た生き生きとしたスタイルのワインで、プラム、ブラックカラントや森の下生えの香りがします。

11) AOC:Margaux
コミューン:Margaux 
名称:Chateau Rauzan-Segla
ローザン・セグラ

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1855年のメドック公的格付け時、ローザン・セグラは、第1級シャトーであるラフィットロートシルト、ラトゥール、マルゴー、オーブリオン、それに当時トップランクの第2級シャトーであったムートンロートシルトの五大ワインに次ぐ、ボルドーの最高ワインとされていました。

1973年にムートンロートシルトは第1級に昇格し、現在シャトーローザンセグラは第2級シャトーの筆頭である最高位に位置しています。


12) AOC:Margaux

コミューン:Margaux 
名称:Chateau Rauzan-Gassies
ローザン・ガシー

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シャトーローザンガシーは、国際線のファースト・クラスに採用されるほどの実力を備えたシャトーで、もともとはローザンセグラと同じ畑でした。

目を引く美しいラベルと、第二級という肩書きを持ちながらも手の届きやすい価格であることから、多くの人気を得ているシャトーです。


13) AOC:Margaux

コミューン:Margaux 
名称:Chateau Durfort-Vivens
デュルフォール・ヴィヴィアン

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1937年から1961年までシャトー・マルゴーに所有され、シャトー・マルゴーやパヴィヨン・ルージュの一部とされていたため、「シャトー・デュルフォール・ヴィヴァン」という名前でワインが世に出回っていなかったという歴史がありました。

1992年から現在のゴンザッグ・リュルトン氏がオーナーとなり大きく設備投資を行ったことで、品質は大きく向上し、1995年に念願の“100%シャトー・デュルフォール・ヴィヴァン”として販売が再開されました。


14) AOC:Margaux

コミューン:Margaux 
名称:Chateau Lascombes
ラスコンブス

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シャトーの歴史は1625年生まれの騎士、ラスコンブに始まると言われています。もともとはデュルフォール・ヴィヴァンと一体となっていましたが、アントワーヌ・ラスコンブ氏が買い取ってから独立したシャトーとなりました。

③ メドック3級格付け14シャトー

1) AOC:Saint-Estephe (サン・エステーフ)
コミューン:Saint-Estephe 
名称:Chateau Calon-Segur 
カロン・セギュール

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今やとても有名になったハートマークのワイン。

「セギュール公爵の心があるシャトー」として、エティケットにハートマークが付けられたのが由来です。


2) AOC:Saint-Julien (サン・ジュリアン)
コミューン:Saint-Julien 
名称:Chateau Lagrange
ラグランジュ

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1842年にルイ・フィリップ朝において内務大臣などを歴任したデュシャテル伯爵が所有者となり、1855年のメドック格付けで3級に格付けされました。

日本では1983年にサントリーが取得した事が話題になりました。


3) AOC:Saint-Julien

コミューン:Saint-Julien 
名称:Chateau Langoa Barton
ランゴア・バルトン

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1821年サンジュリアン村で創業し、現在まで同じファミリーが所有し続けている、メドック3級の歴史あるシャトーです。

1855年の公式格付け時から所有者が変わらないシャトーは、シャトー・ムートン・ロートシルト、シャトー・ランゴア・バルトン、シャトー・レオヴィル・バルトンの3つなのですが、実に2つがバルトン家所有のシャトーです。


4) AOC:Margaux (マルゴー)
コミューン:Cantenac
名称:Chateau d’lssan 
ディサン

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シャトー・ディッサンは格付シャトーながらA.O.C.ボルドー・スペリュールをはじめ、各レベルのワインを造っています。

その為様々なシーンで使い分けてシャトーの味わいを楽しむことが出来ます。


5) AOC:Margaux

コミューン:Cantenac
名称:Chateau Palmer
パルメ

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シャトー・パルメは人気ワイン漫画、神の雫で第二の使徒に選ばれたワインです。

作中では母なるモナ・リザに喩えられ、優しさやふくよかさなど女性的なワインと表現されています。


6) AOC:Margaux

コミューン:Cantenac
名称:Chateau Cantenac-Brown
カントナック・ブラン

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1855年の格付けで、シャトーのワインの品質の高さが評価され、第3級格付グラン・クリュに定められます。

それから150年後、サイモン・ハラビ家の所有となり、一層の品質の向上を目指しています。


7) AOC:Margaux

コミューン:Cantenac
名称:Chateau Kirwan 
キルヴァン

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1787年にこの地を旅したトーマス・ジェファーソンは、彼の著書『ジェファーソン、ワインを語る(Thomas Jefferson’s work on Bordeaux wines)』の中で「キルアン(キルヴァン)」をセギュールやランシュと並んで第二級に格付けしています。


8) AOC:Margaux

コミューン:Cantenac
名称:Chateau Boyd-Cantenac 
ボイド・カントナック

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1754年、アイルランド出身の準貴族で羊毛商人だったジャック ボイド氏が購入し、シャトーの歴史が始まります。

2000年以降パーカーポイントも安定して高得点を得るなど、評価が高まってきています。

日本では漫画「神の雫」で紹介されてから知名度が上がり、人気も高まっています。


9) AOC:Margaux

コミューン:Cantenac
名称:Chateau Desmirail 
デスミライユ

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デスミライユは1855年のボルドー格付けで第3級に選ばれました。

ボルドーで最も著名な造り手一族「リュルトン家」のデニス・リュルトンが率いる、マルゴー村で3ツ星を獲得する、10のシャトーのうちの1つです。


10) AOC:Margaux

コミューン:Labarde(ラバルド)
名称:Chateau Giscours 
ジスクール

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素晴らしいテロワールに恵まれたジスクールのワインは、“太陽王”と呼ばれたルイ14世の王宮で飲まれていたことが分かっており、王からも高く評価されていたのだそうです。


11) AOC:Margaux

コミューン:Margaux 
名称:Chateau Ferriere
フェリエール

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シャトー・フェリエールは18世紀にガブリエル・フェリエール(Gabriel Ferriere)氏によって設立されました。

シャトー・フェリエールでは有機栽培によるブドウ造りに取り組んで来ました。

そして、2015年オーガニックの認証(AB)を取得。

2016年からはビオディナミの認証を目指して取り組んでいます。


12) AOC:Margaux

コミューン:Margaux 
名称:Chateau Malescot Saint-Exupery 
マレスコ・サン・テクジュペリ

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17世紀末に、ルイ14世の法務長官であり、ボルドー議会の公証人であるシモン・マレスコが買い取りました。

1815年にはすでにクルティエのテステ・エ・ロートンによって3級と認められ、シャトーは1825年以降サンテグジュペリ伯爵が買い取りました。


13) AOC:Margaux

コミューン:Margaux 
名称:Chateau Marquis d’Alesme-Becker
マルキ・ダレム・べケール

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シャトー・マルキ・ダレムは美しい屋敷で、マルゴー村に位置しています。

甘草や黒胡椒などの香りに野生黒苺や樽香がバランス良く溶け込んでいます。

充分なタンニンを感じますが全体としてマルゴーワインのエレガントな味わいが堪能できます。


14) Haut-Medc (オー・メドック)
コミューン:Luton
名称:Chateau La Lagune
ラ・ラギューヌ

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1958年まではシャトーは荒れ果てていて、「3級の位置に戻すのは困難だろう」と言われていた時期もありました。

しかし、同年にシャトーを購入したジョルジュ・ブリュネ氏という一人の起業家によって、シャトーは完全に生まれ変わり、その品質は飛躍的に回復したことでも有名となりました。

④ メドック格付け4級10シャトー

1) AOC:Saint-Estephe (サン・エステーフ)
コミューン:Saint-Estephe 
名称:Chateau Lafon-Rocket
ラフォン・ロッシェ

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17世紀からの歴史をもつ「ロシェ」という地名。

これはこの地域一帯のぶどう畑の名前でした。

1650年この地のオーナーとして相続していたアントワネット・ド・ギユモットがボルドー議会の重鎮エティエンヌ・ラフォン氏と結婚し、その際にこのロシェの土地を婚姻の証としてラフォン氏に譲ることでこの地が「ラフォン・ロシェ」という名前になったのです。


2) Pauilac (ポイヤック)
コミューン:Pauilac 
名称:Chateau Duhart-Milon Rothschild
デュアール・ミロン・ロートシルト

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18世紀からこのシャトーがある土地ではブドウ栽培が行われていました。

1830年代にカスティジャ家がデュアール未亡人から14haの畑を受け継ぎ、合計40haのブドウ畑をデュアール ミロンと名付けました。


3) AOC:Saint-Julien (サン・ジュリアン)
コミューン:Saint-Julien 
名称:Chateau Saint-Pierre
サン・ピエール

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シャトー・サン・ピエールは、シャトー・ベイシュヴェルのすぐ裏手に畑を持ちます。

樹齢の高い、こぶだらけのブドウの樹が多く、これは高品質の証でもあります。

ワインのスタイルとしては、リッチで丸々と太った、がっちりとしたフルボディになる傾向があり、厚みがあります。


4) AOC:Saint-Julien

コミューン:Saint-Julien 
名称:Chateau Beychevelle
ベイシュヴュル

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16世紀にこの城に住んでいたフランス海軍提督エペルノン公爵に敬意を払い、ジロンド河を通る船はこの城の前では「ベッセ ヴォワール(帆を下げよ)」と叫び、帆を下げて通っていました。

この言葉が語源となり、ベイシュヴェルと名付けられました。


5) AOC:Saint-Julien

コミューン:Saint-Julien 
名称:Chateau Braneire-Ducru
ブラーネ・デュクリュ

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シャトー・ブラネール・デュクリュのシャトーは、サンジュリアンの入り口にベイシュヴェルと並んで建っており、慎ましい門から眺めた姿はひときわ美しいことで知られています。

また、この城館には現在でもオーナーが住んでいる、今では珍しくなったタイプのシャトーでもあります。


6) AOC:Saint-Julien

コミューン:Saint-Julien 
名称:Chateau Talbot
タルボ

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サン・ジュリアン第四級ですが「第三級に格上げされるべきである」との高い評価を受けています。

凝縮しつつもなめらかなスタイルはまさにボルドーワインの優雅さと偉大さの典型です。


7) AOC:Margaux (マルゴー)
コミューン:Cantenac
名称:Chateau Pouget
プージェ

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1748年このシャトーの新たなオーナーとなったフランソワ・アントワーヌ・プージェ氏がこのシャトー名の由来です。


8) AOC:Margaux

コミューン:Cantenac
名称:Chateau Prieure-Lichine
プリュレ・リシーヌ

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シャトー・プリューレ・リシーヌは、カントナック・マルゴーの第4級格付けシャトーです。

その名前の由来は二つあり、一つは、フランス語で「小修道院」を意味する「プリューレ」、そしてもう一つはオーナーであったアレクセス・リシーヌ氏の名字である「リシーヌ」です。


9) AOC:Margaux

コミューン:Cantenac
名称:Chateau Marquis de Terme
マルキ・ド・テルム

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シャトー名は、1800年代初めにこのシャトーを所有していた貴族ペギルハムの公爵名からとられていて、「テルム」とは“ローマの浴場”という意味だそうです。

10) AOC:Haut-Medc (オー・メドック)
コミューン:Saint-Laurent
名称:Chateau La Tour-Carnet
ラ・トゥール・カルネ

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このワインを生産するエステートの起源は12世紀に遡り、間違いなくメドックで最古のシャトーの一つです。

中世的な建築様式は、1120年に建てられた塔と堀に特徴付けらています。

⑤ メドック格付け5級18シャトー

1) AOC:Saint-Estephe (サン・エステーフ)
コミューン:Saint-Estephe 
名称:Chateau Cos-Labory 
コス・ラボリ

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シャトーの名前は『小石の丘』を意味する『Caux(コー)』という場所と、1820年代から1840年代に最初のオーナーとなった、フランソワ・ラボリ(Francois Labory)氏の名前に由来しています。


2) AOC:Pauilac (ポイヤック)
コミューン:Pauilac 
名称:Chateau Batailley
バタイエ

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シャトーの名前は『バタイエ(Bataille)=戦い』という意味の名前なのですが、1453年頃、100年戦争の戦いが今日のシャトーの畑や敷地の辺りでも繰り広げられたことに由来しています。

この戦いでフランス軍は隣接するシャトー・ラトゥールをイギリスより奪還して、アキテーヌ地方の歴史のターニングポイントになりました。

その戦いから数年後、シャトーの畑にブドウの樹が植えられ始めました。


3) AOC:Pauilac

コミューン:Pauilac 
名称:Chateau Haut-Batailley
オー・バタイエ

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1942年に、隣接するバタイエと分割され、邸宅などはそちらに残されたためシャトーの建物を持ちません。

ポイヤックのワインでありながら、女性的なサンジュリアンの影響を受けているため、魅力的な気品と繊細さがあります。


4) AOC:Pauilac

コミューン:Pauilac 
名称:Chateau Croizet-Bages 

クロワゼ・バージュ

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格付けされているA.O.Cポイヤックのワインは多数ありますが、その中でもシャトー・クロワゼ・バージュはクラシックな味わいを守り続けており、人気の高いワインの1つです。

シャトー・クロワゼ・バージュのクロワゼはこの畑の最初の所有者であったクロワゼ兄弟から、バージュは畑のあるバージュ村から付けられています。

5) AOC:Pauilac

コミューン:Pauilac 
名称:Chateau Haut-Bages-Liberal

オー・バージュ・リベラル

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シャトー・オー・バージュ・リベラルは、ボルドーのジロンド河の左岸の中流域、ポイヤック村に3つの畑を有するシャトーです。

ポイヤックは砂利が多く、その堆積層が厚いという点が特徴的で、力強く、コクのあるワインが生まれる土壌です。

また、水はけもよいため、ブドウの果実味が凝縮した、しっかりとした味わいのワインになります。

6) AOC:Pauilac

コミューン:Pauilac 
名称:Chateau Lynch-Bages 
ランシュ・バージュ

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5級にも関わらず、ときに「スーパーセカンド」とも呼ばれるランシュ・バージュ。

北側のムートン・ロートシルトとラフィット・ロートシルト、南側のラトゥール、ピション・ロングヴィル・コンテス・ドラランド、ピション・ロングヴィル・バロンら、一流シャトーに囲まれた畑を持つシャトーは、ポイヤックを代表するといっても過言ではありません。


7) AOC:Pauilac

コミューン:Pauilac 
名称:Chateau Lynch-Moussas 
ランシュ・ムサス

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シャトーの名前は、19世紀にシャトー・ランシュ・ムーサとランシュ・バージュを所有していたランシュ伯爵から名付けられました。

彼の領地のほとんどはランシュ・ムーサの畑が占めていました。


8) AOC:Pauilac

コミューン:Pauilac 
名称:Chateau Pontet-Canet 
ポンテ・カネ

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18世紀の初め、当時メドック知事だったジャン・フランソワ・ド・ポンテは、ポイヤックに複数のブドウ畑を所有していました。

その後継者が周囲の「カネ」と呼ばれる土地を買い足し、メドックでも最も広いブドウ畑となりました。


9) AOC:Pauilac

コミューン:Pauilac 
名称:Chateau Grand-Puy-Ducasse 
グラン・ピュイ・デュカス

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グランピュイとは昔から伝わる畑の名前で、デュカスは所有者の名前に由来します。

15世紀頃にはギュイロー家が保有していました。

17世紀になってアルノー・デュカス氏が4haを購入したことから、シャトーの歴史は本格的に始まります。

以後2004年になるまで、長年に渡りシャトーはデュカス家がオーナーを務め続けました。


10) AOC:Pauilac

コミューン:Pauilac 
名称:Chateau Crand-Puy-Lacoste 
グラン・ピュイ・ラコスト

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グランピュイは、訳すと「大きな山」で、その名のとおり小高い丘の頂上にあったため名付けられました。

目立たないし、もっと言えば地味な存在のシャトーなのですが、ワインの味わいは典型的なポイヤックで、その意味では通人が好むワインといえます。


11) AOC:Pauilac

コミューン:Pauilac 
名称:Chateau Pedesclaux 
ペデスクロー

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シャトー・ムートン・ロートシルト、シャトーポンテ・カネ、シャトー・ランシュ・バージュなどの著名シャトーに隣接する、最高の立地条件にありながら、大半がヨーロッパ、特にベルギーで販売されているため、日本ではあまり流通していないシャトーの一つです。


12) AOC:Pauilac

コミューン:Pauilac 
名称:Chateau d’Armailhac 
ダルマイヤック

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ラベルに「小さなバッカス(酒の神様)」が描かれています。

メドック格付け5級ながらも品質は高いのですが、度々名前が変更されたため一般消費者にはあまり知られていないシャトーです。


13) AOC:Pauilac

コミューン:Pauilac 
名称:Chateau Clerc-Milon
クレール・ミロン

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ラフィット公の広大な所有地の一部であったクレール・ミロンの畑は、1789年、フランス革命により国有財産として売りに出されました。

それをクレール(Clerc)家が購入し、土地の名前『ミロン(Milon)』が加えられ、『クレール・ミロン』という名前がつけられました。


14) AOC:Margaux (マルゴー)
コミューン:Arsac (アルサック)
名称:Chateau du Tertre
デュ・テルトル

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シャトー・デュ・テルトルの「テルトル」とは、フランス語で「小高い丘」を意味します。

その名の通り、シャトー・デュ・テルトルは、標高20mを超えるような、マルゴーの中でも最も高い丘に位置しています。

15) AOC:Margaux (マルゴー)
コミューン:Labarde
名称:Chateau Dauzac 
ドーザック

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シャトー・ドーザックはマルゴーのラバルド村にあります。

ウドンコ病の対策となるボルドー液の開発をしたことで有名なシャトーで、ワインの品質も向上していると評価されています。


16) AOC:Haut-Medco(オー・メドック)
コミューン:Saint-Laurent
名称:Chateau Belgrave 
ベルグラーブ

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ルイ15世統治下:シャトーは非常に評判の高い狩猟パビリオンでした。

この上質なワインと狩猟との関係は、シャトーのワインラベルに描かれているフェレットと、セカンドワインに冠した名前ディアーヌ ・ドゥ・ベルグラーヴ(註:ディアーヌはローマ神話の狩りの女神の名)から窺えます。


17) AOC:Haut-Medco

コミューン:Saint-Laurent
名称:Chateau Camensac 
カマンサック

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メドック格付けに載っているもののあまり知名度が高くないワインの1つと言われていましたが、現在品質が向上し人気が出ているワインです。


18) AOC:Haut-Medco

コミューン:Macau (マコー)
名称:Chateau Cantemerle 
カントメルル

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「さえずるクロツグミ」という意味を持つのがシャトー・カントメルルです。

その名に相応しく、大きな庭園からは常に様々な小鳥のさえずりが聞こえてきています。

<画像出典>

・vinovinovino.com

[http://www.vinovinovino.com/news/?p=3640:title]

・デリバリーワイン

[https://www.delivery-wine.net/p/ch/chateaugiscours.html:title]

・ろくでなしチャンのブログ

[https://www.google.com/amp/s/gamp.ameblo.jp/rokudenashichan/entry-10869520481.html:title]

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最後までご覧くださいましてありがとうこざいます😊


次回は ボルドー地方その他の重要シャトー  について解説していきたいと思います🌟


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それでは合格目指して頑張ってください!

管理人  たきてん

 


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