こんにちは、サケ・ディプロマたきてんです❗️

いつもご覧くださいましてありがとうこざいます😊

今回は 産地 兵庫県 について解説していきたいと思います🍶

重要な部分だけを抽出して記事にしていますので是非参考にしてください❗️


それでは、今回も最後までゆっくりとご覧ください🤩



ソムリエランキング

兵庫県



1 プロフィール



兵庫県は何と言っても日本酒生産量のトップを誇る日本一の日本酒県です。

なかでも、神戸市から西宮市にかけて瀬戸内海沿岸にある西郷、御影郷、魚崎郷、西宮郷、今津郷の5つの地域は「灘五郷」と呼ばれる兵庫県内でも随一の酒処です。

その「灘五郷」の日本酒造りの要となっていたのが「丹波杜氏」でした。

「丹波杜氏」は日本三大杜氏のひとつに数えられる杜氏集団です。

歴史的にも寒造り、生酛など、近代の革新的酒造技術の開発や、酒米の王様と呼ばれる「山田錦」の発祥地です。

兵庫県には地域ごとに9つの酒造組合があり、気候や風土も異なることから地域や蔵元によって味わいが様々です。

古くから日本酒造りが盛んであったことから、その歴史を辿っていくのも良いでしょう。


f:id:takiten:20191224105633g:image

画像出典:マピオン

https://www.mapion.co.jp/smp/map/admi28.html



2 歴史


兵庫県の酒造りの歴史は室町時代に始まります。

京都までの交通が発達し、水が良い米どころとして、伊丹や池田での酒造が始まりました。

兵庫県には各地に名水があり、その名水どころが銘酒産地として名を馳せています。

なかでも灘の「宮水」は近畿では珍しい中硬水の水質で、酒造りに適した特徴がありました。

時代が移り、江戸時代になると大消費地が江戸に変わり、山麓の伊丹・池田から海運に便利な海際の灘へと酒造りの拠点が移っていきます。


加えて、19世紀初めに灘で宮水が見つかり、生酛造りと寒造りが確立して酒質も飛躍的に向上しました。

硬水の宮水は、微生物の育成が活発であり、硝酸還元菌と乳酸菌、麹菌、酵母が力強く働き、見事に組み合わさって、理想的に酒が醸造できるのです。


灘の宮水、摂播の米、吉野杉の香り、六甲の寒風、丹波杜氏の技量を活かした酒造りは隆盛し、「灘の男酒、伏見の女酒」と並び称される清酒の代表地となりました。



灘は、伊丹や池田も含めて、摂泉十二郷(せっせんじゅうにごう)と呼ばれる上方の一大酒造地として繁栄し、ここで醸造される酒は、上方からの「下り酒」と尊ばれました。
明治期になって優良酵母による酒造りが始まりました。


その際、優秀な酵母の分離として、最初のきょうかい1号酵母が分離されたのも灘の酒蔵からでした。


兵庫県は酒米の開発にも力を入れており、大正末期には兵庫県農業試験場には「山田錦」が開発されました。

1995年に起きた阪神淡路大震災では多くの蔵が倒壊し、生産停止や廃業に追い込まれた蔵も多々ありました。

震災前は51社だった灘五郷酒造組合の組合員も42社へと減少し、兵庫の酒造りは低迷期に入ります。

しかし、震災からの復興支援や蔵元、酒造組合の努力も相まって日本酒需要が活性化し、見事に再起を果たしました。


f:id:takiten:20191224105830j:image

画像出典:神戸観光壁紙写真集

http://kobe.travel.coocan.jp/nishinomiya/miyamizu.htm




3 気候風土

北の日本海側は典型的な日本海側気候、瀬戸内海側は、瀬戸内気候に分けられます。

瀬戸内海側は、降水量が少なく温暖で過ごし易い地域ですが、日本海側は曇雨が多く、冬季はシベリアの季節風を受けて降雪量が多い地域です。


土質は水はけのよい微粒の粘土質で、リンやマグネシウムを豊富に含むため、粒張りがよくなっています。
六甲山の北側の山間部は「山田錦」栽培の最適地です。

f:id:takiten:20191224110023j:image

画像出典:Wikipedia

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AD%E7%94%B2%E5%B1%B1



4 生産量と酒質

兵庫県の日本酒生産量は126396kl、国内生産量の約3割を醸造しており、特定名称酒の比率は22%程度、酒造場は69社です。

酒造好適米の生産量は26199tでそのうち「山田錦」の生産量は21267tで国内生産量の約71%です。

酒米王国といわれる兵庫県では他にも「五百万石」「兵庫北錦」「フクノハナ」「兵庫夢錦」などの良質の酒米を生産しており、これらを原料に特徴のある酒が生み出されています。

本来兵庫の酒質は灘の香水の生酛仕込みに代表されるように、飲みごたえのある旨辛口となります。



① 兵庫県の主なデータ

日本酒生産量:126396kl


特定名称酒の比率:約22%


酒造場数:69社

年間酒造好適米生産量:26199t


② 兵庫県を代表する日本酒

1) 奥丹波 純米吟醸酒

山名酒造で創業から一貫して変わらず続く伝統的製法「古式和釜蒸米・三段仕込み・槽搾り」を使用して造られた純米吟醸酒です。

奥丹波 純米吟醸 野条穂 1800ml

価格:3,740円
(2020/3/25 19:21時点)
感想(0件)

2) 白鷹 生もと 吟醸純米 超特選

豊かなコクと深みのある味わいが酒通好みの純米吟醸です。


ぬる燗で一層まろやかな旨味が際立ちます。

【白鷹】 生もと・吟醸純米 超特撰 1800ml[化粧箱入]/日本酒/清酒/灘/1.8L / お中元 / 御中元 / ギフト / プレゼント / 贈答 / 父の日/大嘗祭/伊勢神宮/即位礼正殿の儀/10月22日

価格:3,300円
(2020/3/25 19:22時点)
感想(0件)

3) 瑞穂 黒松剣菱

剣菱の酒は一般的な日本酒のように無色透明ではありません。

それは、ろ過をし過ぎて色と一緒に旨みまで抜けてしまわないよう調整しているためです。

剣菱の色の濃さは、いわば味の濃さの証といえます。

瑞穂黒松剣菱 720ml【純米酒】【剣菱酒造】【兵庫】【02P03Dec16】

価格:1,648円
(2020/3/25 19:23時点)
感想(4件)

f:id:takiten:20191224103200j:image

サケ・ディプロマ編も最後までご覧くださいましてありがとうこざいます💮

今回も出題傾向に合わせてかなり圧縮した内容となっていますので重要ポイントを抑えつつ、クイズや問題集を解いていくと覚えやすいと思います😊

次回は 産地 広島県 について解説していきたいと思います⭐️

この記事が良かったなと思って頂けたらシェアをお願いします🙇‍♂️


それでは合格目指して頑張ってください🈴

管理人 たきてん

ソムリエランキング

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です