こんにちは、ソムリエのたきてんです❗️
いつもご覧くださいましてありがとうこざいます☺️
今回は ボルドー地方重要シャトー パート 2 、ソーテルヌ地区、グラーブ地区、サンテミリオン地区、ポムロール地区について解説していきたいと思います🍷
それでは、今回も最後までゆっくりとご覧ください🤩
ボルドー地方重要シャトー
1ソーテルヌ地区
世界で最も素晴らしい甘口のワインを産する地区が「ソーテルヌ地区」です。
生まれるワインは、白ワイン用品種のセミヨン種を主体に、酸味のバランスを整える為ソーヴィニヨン・ブラン種をブレンドして醸されますが、この原料の葡萄に自然の作用が加わる事によって素晴らしい甘口のワインになり得るのです。
シロン川が、緩やかで水温が高めの暖かいジロンド川に合流する付近では、朝霧が発生しやすくなります。
この霧の影響を受けてセミヨン種に貴腐菌が付着し、貴腐ぶどううを育てる条件となるのです。
① ソーテルヌ特1級格付けシャトー(1シャトー)
1) AOC:Sauternes
コミューン:Sauternes
名称:Chateau d’yquem
ディケイム
シャトーディケムの造る貴腐ワインは世界最高のワインと称される極上の逸品です。
最良のブドウと究極のこだわりをもって造られる至高の味わいは、世界中から高い賞賛を受けています。
ちなみに貴腐ワインとは、貴腐菌が付着して糖度が高くなった白ブドウ品種で造られる極甘口の白ワインのことです。
黄金色で甘美な香りと濃厚な甘みが特徴の高貴なワインで、シャトーディケムはその最高の造り手とされています。
② ソーテルヌ1級格付けシャトー(11シャトー)
1) AOC:Barsac
コミューン:Barsac
名称:Chateau Climens
クリマンス
1855年のソーテルヌ&バルサック地区の格付けでは1級に輝き、現在もディケムに次ぐ高い評価を受けています。
原料となるブドウは、現在ではセミヨン種100%で、この地区では、酸味のバランスのためにソーヴィニヨン・ブラン種を混醸するのが一般的なのですがクリマンスでは、“年月の経過によりアロマを失いやすい”という理由から使用していません。
2) AOC:Barsac
コミューン:Barsac
名称:Chateau Coutet
クーテ
バルサックで最大かつ代表的なシャトーでもあり、エレガンスとバランスの取れた甘さを持つ模範的なワインを造っています。
3) AOC:Sauternes
コミューン:Sauternes
名称:Chateau Guirand
ギロー
ギローは、1855年にメドックとソーテルヌで1級に格付されたシャトーの中で初の有機認証を取得したシャトーとして知られています。
4) AOC:Sauternes
コミューン:Preignac
名称:Chateau Suduiraut
スュデュイロー
1992年大手保険会社アクサ社がこのシャトーを買収したことで有名です。
支配人ピエール・モンテギュは「スデュイローはソーテルヌの中で最も隣のバルサック的なワインである」と言われています。
5) AOC:Sauternes
コミューン:Fargues
名称:Chateau Rieussec
リューセック
所有者が度々変わりながらも常に高い評価を得てきましたが、1971年アルベール・ヴェイエール氏がオーナーになってから、品質が大幅に改善されてきました。
さらに、1984年にラフィットを所有するドメーヌ・ド・バロン・ロートシルトがオーナーとなってからは、一切の妥協を許さない最高のワイン作りがされ、より厳格な取組みがなされています。
6) AOC:Sauternes
コミューン:Bommes
名称:Chateau La Tour Blanche
ラ・トゥール・ブランシェ
現在所有者がフランスの農業省という珍しいシャトーです。
国が所有してから評価は低迷していましたが、ジャン ピエール ジョスラン氏が監督者になり、ワイン造りは大きく変わりました。
7) AOC:Sauternes
コミューン:Bommes
名称:Chateau de Rayne Vigneau
ド・レイヌ・ヴィーニョ
1635年、ボルドーきっての名門ポンタック家、ガブリエル・ド・ヴィニョー卿によって創設されたソーテルヌを見下ろす丘にあるシャトーです。
その後、一族がシャトーを守り抜きますが、1834年カトリーヌ・ド・レイヌ女史がシャトーを取得しました。
8) AOC:Sauternes
コミューン:Bommes
名称:Chateau Rabaud Promis
ラボー・プロミ
古くはおなじソーテルヌ一級格付けのシガラ・ラボーと、ひとつのシャトーだった歴史を持つワインです。
1980年代半ばまでは、ソーテルヌ地区の甘口ワインの中では、あまり評価の高い作り手とはいえませんでしたがその後改善されました。
9) AOC:Sauternes
コミューン:Bommes
名称:Chateau Sigalas Rabaud
シガラ・ラボー
シャトー・シガラ・ラボーの名前は、1660年以前にこのシャトーを所有していたラボー家と1864年にシャトーを購入したシガラ家に由来しています。
10) AOC:Sauternes
コミューン:Bommes
名称:Chateau Clos Haut-Peyraguey
クロ・オー・ペラゲ
ペラゲというのは岬の意味で、ファースト・ヴィンテージは1618年で、すでに400年もワイン造りを続けています。
類まれなテロワールと希少条件、先祖代々受け継いだノウハウ、そして陽の光とシロン川の霧がシンフォニーを奏で、黄金色のワインに注がれています。
11) AOC:Sauternes
コミューン:Bommes
名称:Chateau Lafaurie-Peyraguey
ラフォリ・ペラゲ
スペイン王アルフォンソ12世は、シャトー・ラフォリ・ペラゲを愛飲し、1858年には高額で樽ごと購入したほどです。
2 グラーブ地区
1937年にAOC認定されたボルドー地方にあるワイン生産地域です。
メドック地区が有名になる18世紀以前はグラーヴ地区のワインが圧倒的に人気を博していました。
このAOCの指定地域内には43ヶ村が含まれます。
ボルドーワインのAOCとしては珍しく、赤のみでなく辛口白や甘口白も生産しており、一つのシャトーが赤白ともに生産しているケースがあります。
① グラーブ1級格付けシャトー(16シャトー)
1) AOC:Pessac-Leognan
コミューン:Pessac
生産可能色:赤
名称:Chateau Haut-Brion
オーブリオン (メドック格付け1級でもある)
五大シャトーのなかで唯一グラーヴ地区から選ばれたオー・ブリオン。
ボディが厚く、タイト。ポテンシャルが十分に発揮されるまでに長期熟成を要する伝統的な造りは、押し出しの強いラ・ミッションと対照的です。
2) AOC:Pessac-Leognan
コミューン:Pessac
生産可能色:赤
名称:Chateau Pape-Clement
パブ・クレマン
13世紀からの歴史を持つ、 ペサック・レオニャンを代表する格付けシャトー。
ふくよかな果実味を感じる骨太なスタイルのワインです。
3) AOC:Pessac-Leognan
コミューン:Leognan
生産可能色:赤
名称:Chateau de Fieuzal
ド・フィーザル
ボルドーワイン発祥の地とも言われる、 300年もの歴史のある名門シャトー。
優雅な肉付きの良い味わいが特徴です。
4) AOC:Pessac-Leognan
コミューン:Martillac
生産可能色:赤
名称:Chateau Smith-Haut-Lafitte
スミス・オー・ラフィット
ボルドー市長であり熱心な葡萄栽培家兼ワイン生産者であったデュフル=デュベルジェ氏は、1842年彼の母からシャトー・スミス・オー・ラフィットを相続し、このワインに特級の格付けをもたらしました。
5) AOC:Pessac-Leognan
コミューン:Talence
生産可能色:赤
名称:Chateau La Tour-Haut-Brion
ラトゥール・オーブリオン
特有のスタイルで多くのワイン愛好家を魅了し続け、 2005年に統合され消滅してしまったシャトーです。
成熟したグラーヴの味わいを存分に楽しめるワインです。
6) AOC:Pessac-Leognan
コミューン:Leognan
生産可能色:赤
名称:Chateau Haut-Bailly
オー・バイィ
オー・バイィの畑は、最高のテロワールであると称賛されており、さらに79年以降のさまざまな改革がさらなる進化を加速させ現在に至ります。
7) AOC:Pessac-Leognan
コミューン:Talence
生産可能色:赤
名称:Chateau La Mission-Haut-Brion
ラ・ミッション・オーブリオン
道1本をはさんでオー・ブリオンと向かい合い、ヴィンテージによってはオー・ブリオンを超えることもしばしばある兄弟にしてライバルであるシャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン。
女性的と言われるオー・ブリオンに対し、ラ・ミッションは味わいが力強く重い男性的なスタイルです。
8) AOC:Pessac-Leognan
コミューン:Leognan
生産可能色:赤、白
名称:Domaine de Chevalier
ドメーヌ・ド・シュバリエ
シュヴァリエは木々に囲まれた小さな畑を持つち、自身をシャトーと呼ばないボルドーにおける数少ない主要な敷地の一つです。
9) AOC:Pessac-Leognan
コミューン:Martillac
生産可能色:赤、白
名称:Chateau Latour-Martillac
ラトゥール・マルティヤック
シャトー ラトゥール マルティヤックは、グラーヴの格付けで赤ワイン、白ワイン、両方とも格付けされているシャトーです。
もとはシャトーラトゥールと呼ばれていましたが、ポイヤックの1級シャトーと被っていたため所在地にちなんだマルティヤックに変更されました。
10) AOC:Pessac-Leognan
コミューン:Leognan
生産可能色:赤、白
名称:Chateau Malartic-Lagraviere
マラルティック・ラグラヴィエール
かつてはシャトー・ラグラヴィエールを名乗っていましたが18世紀後期、所有者がマラルティック家に変更になり、ワイン名はこれ以降マラルティック・ラグラヴィエールと名乗るようになりました。
11) AOC:Pessac-Leognan
コミューン:Leognan
生産可能色:赤、白
名称:Chateau Carbonnieux
カルボニュー
ボルドー市街地からほど近くに位置しているシャトー・カルボニューは、グラーヴ地区の中でも最も規模の大きなシャトーとして、また景観の美しいシャトーとして知られています。
12) AOC:Pessac-Leognan
コミューン:Cadaujac
生産可能色:赤、白
名称:Chateau Bouscaut
ブスコー
シャトー・ブスコーの白ワインはとても評価が高く、その全てが樽による熟成が行われています。
グリル(焼いた)のアロマを持ち、他の格付け白ワインからも一線を画しており、その卓越性はワインに複雑味を与え、とても魅力的なワインになっています。
13) AOC:Pessac-Leognan
コミューン:Leognan
生産可能色:赤、白
名称:Chateau Olivier
オリヴィエ
このシャトーは他のシャトーと比べても多くの所有者の変更があり、そのためなかなかワインの方向性の定まらない運命をたどります。
1982年以降、醸造責任者が直接シャトーに住み込み、シャトー元詰めをするようになってからようやく上向いた経緯があります。
14) AOC:Pessac-Leognan
コミューン:Villenave-d’Ornon
生産可能色:白
名称:Chateau Couhihs
クーアン
フランス国立農業研究所が手掛ける、 フレッシュかつ優雅なスタイルの格付け白ワインです。
15) AOC:Pessac-Leognan
コミューン:Villenave-d’Ornon
生産可能色:白
名称:Chateau Couhins-Lurton
クーアン・リュルトン
グラーヴで格付けされているシャトー・クーアンの一区画をアンドレ・リュルトンが手に入れ、そこでアンドレ・リュルトンにより作られているワインがシャトー・クーアン・リュルトンです。
16) AOC:Pessac-Leognan
コミューン:Talence
生産可能色:白
名称:Chateau Laville Haut-Brion
ラヴィル・オーブリオン
セミヨン主体の辛口白ワインはフランスを代表するワインの一つであり、これら要素を十二分に備えたワインが「ボルドー地方の白ワイン」の頂点に位置するペサック・レオニャンの白です。
そしてその中でも、シャトー・オー・ブリオン・ブランと並び頂点に君臨するのが、このシャトー・ラヴィル・オー・ブリオンなのです。
3 サンテミリオン地区
サンテミリオン(ST-EMILION)は、フランス南西部にあたるリブルネ地域の中心部にある地区です。
ボルドー地方の中でも高級赤ワインの産地として知られており、格式の高いワインが造られています。
1999年に世界で初めてワイン産地として世界遺産に登録されました。
ボルドー右岸を代表するワイン産地で、左岸のメドックと双璧をなす高級赤ワインの産地です。
① プルミエ・グラン・クリュ・クラッセA(4シャトー)
1) AOC:Saint-Émilion
名称:Chateau Ausone
シャトー・オーゾンヌ
シャトー・オーゾンヌは、サン・テミリオンの中で、たった4つのシャトーにのみ許された最高の栄冠、「サン・テミリオン・プリミエ・グラン・クリュ・クラッセA」(第1特別級A)を獲得した別格扱いのシャトーです。
5大シャトーにペトリュス、シュヴァル・ブラン、オーゾンヌを加えたボルドー8大シャトーに数えられ、多くのファンを魅了し続けています。
2) AOC:Saint-Émilion
名称:Chateau Cheval Blanc
シャトー・シュヴァルブラン
カベルネ・フランを多く使用したことによって現れる、コクと力強い味わいがこのシャトーの真骨頂。
さらにポムロルのレヴァンジルやコンセイヤントと溝一つの距離のため、 ポムロルに近い、リッチでねっとりとした酒質です。
3) AOC:Saint-Émilion
名称:Chateau Angelus
シャトー・アンジェリュス(2012年昇格)
教会で鳴らされる祈りの鐘”という意味の名前を持つシャトー・アンジェリュス。
その畑はサンテミリオンの丘の最も下部(ピエと呼ばれ“足”を意味する)にあり、ちょうどサンテミリオンで有名な“粘土質石灰岩”の土壌と、砂や砂利が多く含まれる土壌の、2つの場所に畑を所有しています。
4) AOC:Saint-Émilion
名称:Chateau Pavi
シャトー・パヴィ (2012年昇格)
シャトー・パヴィは、1998年を境として、ワインのスタイルを完全に一変させたシャトーです。
それ以前は非常に伝統的なスタイルのワインを作っていたのですが、一挙にモダンなスタイルのワインへと変化させてきました。
② プルミエ・グラン・クリュ・クラッセB(14シャトー)
1) AOC:Saint-Émilion
名称:Chateau Beausejour
シャトー・ボーセジュール
シャトーカノンやボーセジュール・ベコなどに囲まれた、サンテミリオン村西側の斜面に畑を持つシャトー・ボーセジュール。
この一帯に1級シャトーが集まっていることからも、畑のポテンシャルの高さは間違いないところです。
2) AOC:Saint-Émilion
名称:Chateau Beau-Sejour Becot
シャトー・ボーセジュール・ベコ
上質なブドウを生み出すことで知られている“サンテミリオンの丘”の上という素晴らしい場所にブドウ畑を所有する1級シャトーです。
80年代半ばからワインの品質が大幅に向上し、現在では「他のサンテミリオン1級シャトーと比較しても上位に入る」と評されるほど、実力をつけてきています。
3) AOC:Saint-Émilion
名称:Chateau Belair-Monange
シャトー・べレール・モナンジュ
サンテミリオン第1特別級Bの格付けを持つシャトー・べレール・モナンジュ。
以前はただのシャトー・ベレールという名称でしたが、ムエックス社の所有となった2008年のヴィンテージから、現在の名称に変更されています。
4) AOC:Saint-Émilion
名称:Chateau Canon
シャトー・カノン
1760年、フランスの海軍に属していたジャック・カノン氏がこの土地を購入しました。
ここがブドウ栽培に適していることを見抜き、当時ブドウ以外に植えられていた穀物などを抜き取り、 全てブドウに植え替えたのがシャトー・カノンの始まりです。
5) AOC:Saint-Émilion
名称:Chateau Canon La Gaffeliere
シャトー・カノンラバフリエール
カノン・ラ・ガフリエールは、ステファン・フォン・ナイベルグ伯爵の壮大な構想のもとに、多大な情熱を持って最高の品質を追求し、ワインを造り上げています。
6) AOC:Saint-Émilion
名称:Chateau Figeac
シャトー・フィジャック
ボルドー最古のシャトーのひとつとして知られ、セカンド ワインはラ グランジュ ヌーヴ ド フィジャックです。
シャトーシュヴァルブランに近く、そのせいかシュヴァルブランの陰に隠れてしまっているシャトーといえます。
7) AOC:Saint-Émilion
名称:Clos Fourtet
クロ・フルテ
クロ・フルテの長い歴史はヨーロッパ中世まで遡ることができますが、このシャトーはボルドーワインを生産する土地として始まったわけではありませんでした。
完璧と呼べるテロワールを所持していたのにも関わらず、サン・テミリオンの村に近接しているという理由から、当時はカンフルテと呼ばれる守備砦として建てられました。
8) AOC:Saint-Émilion
名称:Chateau la Gaffeliere
シャトー・ラガフリエール
シャトー・ラ・ガフリエールは、シャトー・オーゾンヌやベレールといった有名シャトーの畑が集まる、サン・テミリオンの南斜面の粘土質石灰岩の上に畑を持っている数少ないシャトーです。
畑はオーゾンヌの畑から南に下った所にあり、東にはシャトー・パヴィの畑が位置する、非常に良いテロワールを保有しています。
9) AOC:Saint-Émilion
名称:Chateau Larcis Ducasse
シャトー・ラルシデュカス
立地に恵まれたこちらのシャトーは、サンテミリオン地区を代表する銘醸シャトーのパヴィと隣接する南斜面のブドウ畑は日当たり十分な丘にあります。
フルボディーで古典的なタイプの味わいと評されます。
10) AOC:Saint-Émilion
名称:La mondotte
ラ・モンドット
「サンテミリオン・グランクリュクラッセ・チャレンジカップ」で、あの「オーゾンヌ」や「シュヴァルブラン」など、大物蔵を退け頂点に立った世界最高ランクのワインの1つです。
11) AOC:Saint-Émilion
名称:Chateau Pavie Macqin
シャトー・パヴィーマカン
シャトー・パヴィとシャトー・トロロン・モンドの間に位置し、1990年にニコラ・ティエポンを支配人に迎えてから急速に品質向上しています。
12) AOC:Saint-Émilion
名称:Chateau Troplong Mondot
シャトー・トロロン・モンド
1745年に、ルイ14世の法律顧問を務めていたレイモン・ド・セズが創設したのが始まりとされています。
1850年代に所有したレイモン・トロロンが、自らの名前をもじって「トロロン・モンド」と名付けたのが今日まで続いています。
13) AOC:Saint-Émilion
名称:Chateau Trottevieille
シャトー・トロットヴィエイユ
各国に向けての輸出もコントロールされていて日本にもあまり入ってこないので幻のワインと呼ばれることもあります。
14) AOC:Saint-Émilion
名称:Chateau Valandraud
シャトー・ヴァランドロ
初ヴィンテージ1991年以来、生み出されるワインは高い評価を受け、驚異的なスピードでトップワインに比肩するまでのシャトーに築き上げました。
16) AOC:Saint-Émilion
名称:Chateau Corbin
シャトー・コルバン
英・仏百年戦争時代(1339~1453)からという、この地域で最も古い歴史をもつシャトーです。
豊かな香り、コクがあり、複雑な余韻が口中に心地よい印象を残すコストパフォーマンスの高いワインです。
4 ポムロール地区
ポムロール地区は、ドルドーニュ川の右岸の中でも特に高級なワインを生み出すシャトーが多いボルドーでも屈指の産地です。
クラス・ド・フェールと呼ばれる鉄分を多く含んだ土壌が強く影響をして、他のテロワールでは作れない個性的なワインが生まれます。
① ポムロール地区優良シャトー
1) Chateau Petrus
シャトー・ペトリュス
ボルドーの赤ワインの中で最も高価格で取り引きされる超有名ワイン「シャトー・ペトリュス」。
豊かなタンニン、独特の芳香、力強いボディは他に類を見ない素晴らしさです。
ブルゴーニュ地方のロマネコンティと双璧をなす存在のワインです。
2) Chateau la Conseilante
シャトー・ラ・コンセイヤント
1871年から現在に至るまで、同じオーナーが所有し続けているという珍しいシャトーであり、そのためか「非常に品質が安定しており、どのビンテージでも一貫したスタイルを持っている」と評されることが多いです。
3) Chateau Gazan
シャトー・ガザン
ガザンというのは地名で「家」という意味を持つ、シャトー・ガザン。
非常に小さなシャトーが多いポムロルでは珍しく、24haという広大な面積を誇るシャトーです。
4) Chateau Nenin
シャトー・ネナン
1997年にデュロン家の所有となり、様々な改革が行われます。
選定方法の見直し、土地の灌漑、ブドウ樹の植え替えや、セラーの空調設備など醸造設備の近代化を行いました。
5) Chateau Pin
シャトー・ル・パン
シャトール・パンの評判は瞬く間に世界中のワイン愛好家に知られるところとなり、「ガレージワイン」という新しいワインの概念を作りました。
ガレージワインの概念とは、簡単に説明すると「小さなワイナリーだからこそ出来る、特別な手間と時間をかけて造られたワイン」という事だと解釈できます。
6) Chateau Certan-de-May
シャトー・セルタン・ド・メイ
メドックの第2級に相当する品質と言われ、高い評価を受けています。
ヴィユー・シャトー・セルタンとペトリュスの間という 絶好のテロワ−ルのもとで造られるポムロルの銘酒です。
7) Chateau L’Evangile
シャトー・レヴァンジル
ロスチャイルド家が手掛ける右岸シャトーです。
数々の実力派有名シャトーに隣接する絶好の立地で芳醇でしなやか、かつ濃縮感のあるスタイルのワインです。
8) Chateau Lafleur
シャトー・ラフルール
シャトー・ラフルールは、ボルドー・ポムロール地区にある上級クラスのシャトーの1つです。
その実力は同じポムロールに属するあのペトリュスにも迫ると言われるほどの高さで知られています。
9) Chateau de Sales
シャトー・ド・サル
シャトー・ド・サルはポムロールで最も大きいシャトーであり、アペラシオン唯一の大型シャトーとしての誇りを持っています。
10) Chateau Trotanoy
シャトー・トロタノワ
シャトー・トロタノワはボルドー・ポムロール地区にあるシャトーです。
シャトー・ペトリュスを有するムエックス社が手掛けていることでも知られています。
11) Chateau de I’Eglise
シャトー・ド・レグリーズ
ポムロール地区にある歴史のあるシャトーです。
1972年よりフィリップ・カステジャ氏が率いるボリー・マヌー社が所有しており、特に1990年代以降の品質の向上が素晴らしいと評判です。
「ボトル画像引用元:ENOTECA」
最後までご覧くださいましてありがとうこざいます❗️
次回は フランス🇫🇷ブルゴーニュ地方 について解説していきたいと思います⭐️
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それでは合格目指して頑張ってください❗️
管理人 たきてん