こんにちは、ソムリエたきてんです❗️
いつもご覧くださいましてありがとうこざいます😊
今回は ウルグアイ 🇺🇾 について解説していきたいと思います🍷
重要な部分だけを抽出して記事にしていますので是非参考にしてください❗️
それでは、今回も最後までゆっくりとご覧ください🤩
ウルグアイ
1 概論
ウルグアイは南米大陸の南東部に位置する小国で、サッカーが盛んな国としても有名です。
面積は日本の半分程度で、南米では2番目に小さい国です。
ヨーロッパからの移民が多く、スペイン系やイタリア系の白人移民が人口の約90%を占めています。
主なブドウ品種はタナで、現在はウルグアイが世界最大の生産量を誇ります。
タナと言えば、フランス南西地方AOCカオールの黒ワインで有名ですが、ウルグアイの地に適応し現在は「ウルタナ」(=ウルグアイのタナ)という名声を獲得して、ウルグアイを象徴するブドウ品種になりました。
ワイン生産量は年間約90万hlで、世界第20位の生産量です。
隣国アルゼンチンと同じく大畜産国である歴史を反映して、ウルグアイではアサードやチュラスコ、チョリソなど肉を多く食べる食文化があります。
国民一人当たりの年間牛肉消費量が約60Kgと、世界トップクラスの消費量で、これは日本人の約10倍に相当します。
そこでタナの持つタンニンが、牛肉の脂っこさを程よく洗い流してくれるので相性抜群となる訳です。
2 重要歴史
17世紀末
スペインからブドウが伝わりワイン造りが始まりました。
1828年
ウルグアイ東方共和国として独立しました。
1873年
フランシスコ・ヴィディエラがヨーロッパよりカベルネ・ソーヴィニョン、メルロ、ガルナッチャなどのブドウの苗木を持ち込み栽培を始めました。
1874年
パスカル・アリアゲがアルゼンチンからタナを持ち込みました。
19世紀後半
ウルグアイでもフィロキセラが甚大な被害をもたらします。
1987年
国立ブドウ栽培ワイン醸造協会(INAVI)が設立されました。
3 主要品種と気候風土
① 黒ブドウ
タナ、モスカテル・アンブルゴ、メルロー、カベルネソーヴィニヨン、カベルネフラン
② 白ブドウ
ユニブラン、ソーヴィニヨンブラン、シャルドネ、ヴェオニエ、モスカテルブランコ
③ 気候風土
ブドウ 栽培面積は約1万ヘクタールで、温暖湿潤気候です。
4 ワイン法と品質分類について
ワインの原産地呼称は現在ありませんが、1993年にヴィノ・デ・カリダッド・プレフェレンテ(VCP)という優良品質ワインの位置づけが設けられました。
① ヴィノ・デ・カリダッド・プレフェレンテ(VCP)
ヴィティス・ヴィニフェラ種のブドウから造られ、最低アルコール10.5%以上です。
750mlもしくはそれ以下のガラス瓶で販売され、ヴィンテージ、品種名表示はいずれも85%以上使用する事がルールです。
② ヴィノ・コムン(VC)
テーブルワインで、フランスのヴァンドテーブルに相当します。
5 主要産地
ウルグアイでは19県のうち15県でワインが生産されています。
ここでは上位7県をご紹介します。
その中でもカネロネスにワイナリーが多く集中しています。
① 南部の産地
1) カネロネス
ウルグアイ最大の重要な産地です。
2017年では国内ブドウ栽培面積の64.1%を占めます。
2) モンテビデオ
ラ・プラタ川河口に発達したウルグアイ2位のワイン産地です。
3) コロニア
古い町並みがユネスコ世界遺産に登録されています。
4) マルドナルド
ウルグアイ有数のリゾートビーチなど観光の見どころが多い県です。
ウルグアイ全体のブドウ栽培面積が減少する中、唯一増加傾向にあります。
② 北部の産地
1) サルト
ウルグアイで2番目に人口が多く、温泉リゾート観光が盛んです。
2) パイサンドゥ
アルゼンチンと国境を接しており、大規模な醸造所があることから年に一度一週間にわたり「ビールの週」というビールの祭典が催されます。
3) リベラ
ブラジルと国境を接する地域です。
アリナルノア(タナ×カベルネ・ソーヴィニヨンの交配品種)という黒ブドウ品種が栽培されています。
最後までご覧くださいましてありがとうこざいます💮
今回も出題傾向に合わせてかなり圧縮した内容となっていますので重要ポイントを抑えつつ、クイズや問題集を解いていくと覚えやすいと思います😊
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次回は テイスティング について解説していきたいと思います⭐️
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管理人 たきてん