こんにちは、ソムリエたきてんです❗️
いつもご覧くださいましてありがとうこざいます😊
今回はシャンパーニュ地方 について解説していきたいと思います🍷
それでは、今回も最後までゆっくりとご覧ください🤩
シャンパーニュ 地方
フランス北西部に位置するスパークリングワイン最大の生産地です。
ここで補足ですが、シャンパン=スパークリングワインのことで、シャンパーニュ地方で造られた物だけがシャンパンと名乗れます。
世界最高峰のスパークリングワインの産地として各製造元がその個性を華やかに競いあっています。
1 生産地区
引用元:フランスワイン辞典
[http://www.french-wine-jiten.com/champagne.html:title]
1)モンターニュ・ド・ランス地区
ランス郊外の丘陵地で、黒ぶどうが多く栽培されている。ピノ・ノワールが多く植えられています。
2) ヴァレード・ラ・マルヌ地区
マルヌ河沿いの生産地で、黒ぶどうが多く栽培されています。
ムニエが多く植えられています。
3) コート・デ・ブラン地区
エペルネ南方の丘陵地で、白ぶどうが多く栽培されています。
シャルドネが多く栽培されています。
4) コート・ド・セザンヌ地区
Suzanne村周辺地区です。
5) コート・デ・バール地区
Rileys リセ村はこの地区に位置します。
2 シャンパーニュ 地方のAOC
シャンパーニュは品種、畑、収穫年、のアサンブラージュ(組み合わせ)によって製造されるのが一般的です。
そのためにAOCはタイプ別に大きく区切る程度で、産地全体は3つしかありません。
スパークリングワインの代名詞「シャンパン」が生産量の大半を占めるますが、スティルワインのAOCも2つ存在します。
① シャンパーニュAOC
1) シャンパーニュ
タイプ:発泡酒
生産可能色:ロゼ、白
主要品種:ピノ・ノワール、ムニエ、シャルドネ
2) コトー・シャンプノア
タイプ:スティル
生産可能色:赤、ロゼ、白
主要品種:ピノ・ノワール、ムニエ、シャルドネ
3) ロゼ・デ・リゼ
タイプ:スティル
生産可能色:ロゼ
主要品種:ピノ・ノワール100%
3 村の格付け
シャンパーニュ地方では各コミューン(村)が80〜100%の21段階に格付けされています。
格付け100%のコミューンをグラン・クリュと呼び、主要地区に17存在しています。
グラン・クリュと表示されているシャンパーニュは格付け100%のコミューンのぶどうだけで造ったものです。
90〜99%に査定されたコミューンはプルミエ・クリュであり、42存在しています。
① 格付け100%のコミューン(村):グラン・クリュ17個
1) モンターニュ・ド・ランス地区
<グランクリュ 数:9つ>
Ambonnay(アンボネー)、Mailly(マイィ)、Louvois(ルーボワ)、Beaumont-sur-Vesle(ボーモン・シュル・ヴェスル)、Bouzy(ブジ)、Sillery(シユリ)、Verzy(ヴェルジ)、Verzenay(ヴェルズネー)、 Puisieulx(ピュイジュー)
2) ヴァレー・ド・ラ・マルヌ地区
<グランクリュ 数:2つ>
Ay(アィ)、Tours-sur-Marne(トゥール・シュル・マルヌ)
3) コート・デ・ブラン地区
<グランクリュ 数:6つ>
Alize(アヴィズ)、Oger(オジェ)、Le Mesnil-sur-Oger(ル・メニル・シュル・オジェ)、Oily(ワリ) Chouilly(シュイィ)、Cramant(クラマン)
4 製造工程
シャンパーニュの製造工程は複雑で、独自の作業が多くあります。
試験に出題される傾向があるので覚えておきましょう。
1)収穫:ヴァンダンジュ
機械による収穫は禁止で、全て手摘みによる収穫が原則です。
2)圧搾:プレスラージュ
1回目の搾汁は「ラ・キュベ」、2回目の搾汁は「プルミエール・タイユ」と呼ばれています。
3)一次発酵:プルミエール・フェルマンタシオン
やや低めのアルコール度数にします。
4)調合:アサンブラージュ
Vins de Reserve(前年までの収穫のもので貯蔵してあるワイン)をブレンドし、味わいのバランスを整えます。
5)瓶詰め:ティラージュ
ワイン+ショ糖(24g/ℓ)+酵母を添加、王冠を打栓します。
6)滓と共に熟成:マシェラセオン・シュル・リー
ノンミレジメは最低15ヶ月以上、ミレジメは最低3年以上熟成させます。
7)倒立:ミズ・シュル・ポワント
ピュピュトル(滓下げ台)に瓶口を下にして並べます。
8)動瓶:ルミュアージュ
5〜6週間、瓶を1/8回転ずつ両手で左右に揺らしながら回し、瓶の側面についた滓を瓶口に集めます。
9)滓抜き:デコルジュマン
瓶口をマイナス20℃の塩化カルシウム水溶液につけ、滓を凍らせて取り除きます。
10)門出のリキュール添加:ドザージュ
目減り分をリキュール(ワイン+糖分)で補います。
11)打栓:プシャージュ
栓を打ちます。
12)ラベル貼り:エティクタージュ
以上がシャンパーニュ の製造過程となります。
5 シャンパーニュの規定
① 搾汁率
1) 圧搾1回目
搾汁の名称:ラ・キュベ(テート・ド・キュベ)
搾汁量:ぶどう4000kgから果汁2050ℓまで
2) 圧搾2回目
搾汁の名称:プルミエール・タイユ
搾汁量:さらに500ℓまで
搾汁量はぶどう4000kgから果汁2550ℓまでとなっています。
② 名称に関する規定
1) ノン・ミレジメ
ティラージュ後15ヶ月間以上のシャンパーニュ です。
2) ミレジメ
ティラージュ後3年以上、ボトルに記載された収穫年のルタン・コオペラトゥール
栽培家の協同組合が製造。
3) シャンパーニュ・グランクリュ
格付け100%のクリュのぶどうだけで造ったシャンパーニュです。
4) シャンパーニュ・プルミエクリュ
格付け90%以上のクリュのぶどうだけで造ったシャンパーニュです。
③ 生産会社の業態
1) ネゴシアン・マニピュラン
主にぶどうを購入して製造し、大規模な会社が多いです。
2) レコルタン・マニピュラン
自社畑のぶどうで製造し、小規模な会社が多いです。
3) コオペラティヴ・マニピュラシオン
生産者の協同組合が製造しています。
4) ソシエテ・ド・レコルタン
同族の栽培家によって構成される会社が製造しています。
5) マルク・ダシュトゥール
買い手が所有する銘柄で、ホテルやレストランが生産者に委託しプライベートブランドとして製造しています。
④ 使用ブドウによる名称
1) ブラン・ド・ブラン
白ぶどう(シャルドネ)だけで造った白のシャンパーニュです。
2) ブラン・ド・ノワール
黒ぶどう(ピノ・ノワール、ムニエ)だけで造った白のシャンパーニュです。
単独でも両方使用のどちらでも良いです。
3) ロゼ
白ワインと赤ワインをブレンドして造られます。
セニエによって造られる高級品もある。
⑤ Champagneの甘辛度表示
1) Extra brut=エクストラ ブリュット
残糖分量:0-6 g/L
2) Brut=ブリュット
残糖分量:12g/L未満
3) Extra dry=エクストラ ドライ
残糖分量:12-17 g/L
4) Sec=セッコ
残糖分量:17-32 g/L
5) Demi-sec=ドミ セッコ
残糖分量:32-50 g/L
6) Doux =ドゥー
残糖分量:50 g/L
最後までご覧くださいましてありがとうこざいます💮
今回も出題傾向に合わせてかなり圧縮した内容となっていますので重要ポイントを抑えつつ、クイズや問題集を解いていくと覚えやすいと思います😊
↓シャンパーニュ 地方の試験問題はこちらからどうぞ↓
次回は アルザス•ロレーヌ地方 について解説していきたいと思います⭐️
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それでは合格目指して頑張ってください🈴
管理人 たきてん
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